starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【京都】身体が資本!疫病退散・無病息災・病気平癒・健康長寿の神社仏閣 Part4


疫病退散・無病息災・病気平癒・健康長寿の神社仏閣を巡る記事、本日はその第4弾をお送りします。

繁華街の真ん中にあったり、バスで行ったり、穴場スポットとも言える神社仏閣を巡りましょう。

疫病退散・無病息災・病気平癒・健康長寿の神社仏閣

熊野神社~建礼門院の安産、安徳天皇

熊野神社は東山丸太町の交差点にあります。京阪電車「神宮丸太町」駅下車、東へ徒歩約5分です。

石の鳥居をくぐると唐破風の拝殿があり、本殿がその奥です。

熊野神社の歴史は1200年前に遡ります。811年に平安京のお守りでここに紀州熊野大権現を勧請したのが始まりです。

東山若皇子神社(熊野権現)、今熊野神社と並んで今日の熊野三山として知られます。御祭神は伊邪那岐命・イザナギノミコト、天照大御神です。

1178年に、中宮・建礼門院徳子が皇子の安産祈願の為に熊野神社に勅使を使わせ無事に 安徳天皇が生まれた と伝わります。

ご利益は縁結び・ 安産・病気平癒 ・火よけなどです。

昔からこの周辺一帯は聖護院の森と言われる森林が広がっていました。聖護院の名は今日の銘菓八ツ橋で有名です。境内には京都を愛した梅原猛さんの石碑「八つ橋発祥の地」があります。

所在地、拝観料などの情報は公式ウェブサイトをご確認ください。

https://ja.kyoto.travel/tourism/single01.php?category_id=7&tourism_id=268

狸谷山不動院~山のガン封じ寺

左京区の一乗寺にある狸谷山不動院は山手にあり、叡山電車「一乗寺」駅下車、徒歩15分ですが、途中の詩仙堂や八代神社へ上がって来た道をさらに500mほどのきつい坂道を登らなければなりませんので、歩いては厳しい方は 車かタクシーがおすすめ です。

地元では狸谷さんと呼ばれますが、正式には大本山一乗寺狸谷山不動院と言います。

桓武天皇によって平安京の表鬼門に当たるここへ不動明王が祀られました。悪霊退散の不動明王で、交通安全のご利益が有名ですが、 最近はがん封じでご利益 が知られています。

がん予防の御祈願御札は人間の体の形が書かれていて心配なところや悪いところに印を付けて奉納します 。本堂は清水寺のような懸崖作りで、登ると京都の市街地が眺められます 。

所在地、拝観料などの情報は公式ウェブサイトをご確認ください。

https://ja.kyoto.travel/tourism/single01.php?category_id=7&tourism_id=416

目疾地蔵・仲源寺~眼病の身代わりになるお地蔵様

めやみ地蔵・仲源寺は、京阪本線「四条」駅から八坂神社のほうへ向かってすぐの、四条通り沿いにあります。八坂神社の参道に面しています。駐車場はありません。繁華街の通り沿いなのでよく注意していないと通り過ぎてしまいます。

元々はここでお地蔵様に雨が止むように祈願したところご利益があったので、雨止み地蔵と言われるようになりました。

近くの老夫婦がこの 雨やみ地蔵に眼病治癒をお願い すると夢にお地蔵様が現れて「私が身代わりになる」と告げたと言います。まもなく眼病は治りました。

めやみ地蔵尊お守りは、パソコンのデスクワークやゲーム好きな人など 目が疲れやすい人 におすすめです。

所在地、拝観料などの情報は公式ウェブサイトをご確認ください。

https://www.gion.or.jp/tenkei/#!/%E7%9B%AE%E3%82%84%E3%81%BF%E5%9C%B0%E8%94%B5/

赤山禅院~ぜんそく封じ

都の北東、修学院エリアにある赤山禅院は、叡山電鉄の「修学院」駅から1km近く坂を登りますが市バスの「修学院離宮前」駅からであれば15分くらいです。

天台宗の総本山、比叡山延暦寺の別院ですが、本尊には赤山大明神を祀り、境内の雰囲気は神社のようです。

赤山大明神は天台宗の教えを守るとされる神の一人ですが、都の表鬼門を守ることから方角の厄除けを担当しています。

赤山禅院で仲秋の名月の日に行われる へちま加持 は、天台宗の加持祈祷です。これを行えるのは比叡山の大阿闍梨です。大阿闍梨というのは比叡山延暦寺の12年籠山行を修了したうえでさらに千日回峰行、堂入り行などを完了した、限りなく仏さまに近い人間ということになります。

天台宗・比叡山の修行は命がけの荒行として有名ですが、12年以上に渡って俗界との縁を切り、ひたすら仏と開祖の伝教大師最澄に仕えて、仏の姿を感得するまで眠らずに真言を唱え続ける好相行や1日に70kmもの山道を駆ける千日回峰行や、9日間の断食・断水・不眠不臥を続ける堂入り行では過去に死者も出ているほどのものです。

へちま加持は、大阿闍梨が「へちま」に 喘息など気管支の病 を封じ込め、加持・祈祷を行うものです。毎年、無病息災を願って多くの人々が訪れます。

所在地、拝観料などの情報は公式ウェブサイトをご確認ください。

https://souda-kyoto.jp/guide/spot/sekizanzenin.html

【京都】身体が資本!疫病退散・無病息災・病気平癒・健康長寿の神社仏閣 Part5へ続きます。


kanomao

余暇プランナー

仏像と歴史好きな、社寺建築の仕事をしていたおじさんです。全国の社寺、仏像を見て回り、古代から戦国の時代を空想しています。 空想しすぎて小説を書き、文学賞もらっちゃいました。旅ライターと小説家の2刀流おじさんです。

【京都】身体が資本!疫病退散・無病息災・病気平癒・健康長寿の神社仏閣 Part4

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.