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【秋冬ガーデニング】寒さから大切な野菜やお花を守ろう


暖かい春や夏を過ぎて、11月後半にもなるとすっかり寒くなりますよね。

日が暮れるのも早くなりますし、家庭菜園するのに人も作物も寒さ対策が必要になります。寒さから野菜やお花などを守れば、秋や冬でも家庭菜園を楽しむことができます。この記事では家庭菜園での寒さ対策についてまとめました。

防寒対策

家庭菜園で春夏の悩みは害虫が挙げられると思いますが、秋冬になって気温が下がると寒さが悩みになると思います。 せっかく寒くなって害虫が少なくなったと思ったらその寒さが問題になってしまうのです。 防寒対策は必要になってきますので、防寒対策を紹介していきます。

覆って防ぐ

寒さや風からは人が防寒対策で服を着ると同様に、マルチなどで覆ってあげると寒い中にさらされなくなります。作物や土に被せて寒さから守る材料と方法をいくつか紹介していきます。

不織布

とても軽く防寒や防虫効果が期待できます。 軽いので作物に負担がかからず、太陽の光も通しやすい ので作物にそのまま上から覆い被せる「 べたかけ 」に向いています。

防虫ネット

家庭菜園をしていると、防虫ネットを持っている人も多いのではないでしょうか。 防虫ネットも防寒対策として使用できます。 使用方法はそのまま作物の上に被せる方法と、防虫対策時の様にアーチ場の支柱を使ってトンネル状で覆う方法をおすすめします。ただ、不織布と比べると編み目が大きいため、防寒効果は少し劣ってしまいます。

ビニール

防寒でいちばん効果があるのがビニールです。 ビニールの場合は支柱を使ってトンネルを作って作物を覆う必要がありますが、防寒対策はばっちりです。 太陽の光を取り込めるように透明なビニールを選びましょう。 ビニールを使う際に注意して欲しいことは、昼間に暖かくなった地面の熱が夜になると放射されて地面が冷える放射冷却という現象です。この現象によって外よりビニール内の方が冷えてしまう場合がありますので、 放射冷却が起きそうな日はビニールの口を開けて風が通るようにしておきましょう。

寒冷紗(かんれいしゃ)

主に麻や綿を用いられ、横糸と縦糸を荒く織り込んだ布です。 防寒だけでなく、防虫や夏の強い日差しを和らげる目的で使われます。 素材はポリエステルなどを使われる場合もありますが、機能性も問題なく長持ちしやすいです。べたかけとトンネル状のどちらでも使用しやすいです。

土をマルチング

作物のベースである土も寒さによって凍ってしまったり、乾燥してしまったり を防ぐのも防寒対策のひとつです。土も作物と同様にマルチングするとで寒さから守ることができますよ。

ビニール

雑草対策や畝が崩れるのを防ぐためにも普段の家庭菜園でビニールでマルチングしている人は多いのではないでしょうか。 土を黒いマルチングで覆うことで、 風をしっかり防いでくれるので防寒対策になります。また、 土を保温する効果も期待できます。

落ち葉・わら

落ち葉やわらで土を覆う方法です。 厚く覆えば覆うほど高い防寒対策になりますし、土の保温にもなります。 自然のものを使った天然のマルチングなので 土の微生物の栄養源になり、土作りの手助けにもなるのです。

寒さに強い野菜を

寒い季節の中で野菜や花を育てる場合、 寒さに強い品種を選ぶようにしましょう。 植物によって適した育てがあるように、適した環境も提供してあげるのが大切になります。秋冬の旬の野菜は寒さにも強いですし、寒いときにしか楽しめない花もあるように、植物も自分に適した環境で成長しようとするのです。

寒さに強い植物

【野菜】ほうれん草、小松菜、かぶ、たまねぎ、大根、白菜、ブロッコリーなど

【花】クリスマスローズ、パンジー、ビオラ、スノードロップ、マーガレット、デイジー、スノーポール、スイセンなど

寒さに弱い植物

【野菜】さつまいも、ショウガ、ヤマイモ、サトイモ、ジャガイモ、トマト、キュウリ、スイカ、エダマメ、ナスなど

【花】デンファレ、オンシジューム、アンセリューム、ユリ、バラ、トルコキキョウなど

寒さに弱い植物は寒いと上手く育たなかったり、 1回でも霜に降られると枯れてしまうなど寒い時期の家庭菜園では栽培が難しいものがほとんどです 。逆に寒い時期の植物は秋冬に旬のものだったりとちゃんと季節に沿ったものになっています。寒い時期だからこそ楽しめる野菜やお花だといえるでしょう。

場所選びも重要

秋冬の照射時間は春夏と比べてぐっと短くなります。 太陽からの光ががとても貴重になりますので、 植物を育てる場所選びも寒さ対策として重要になります。日陰ばかりの場所では育ちが良くないなんてこともありますので、 日光が当たりやすく風通しもよい場所で育てるようにしましょう。

積雪量が多い地域では

冬には積雪がある地域が沢山あります。特に豪雪地帯では畑での栽培が難しい場合がほとんどですし、秋から寒さも厳しいです。それでも家庭菜園を楽しみたい場合は、 無理に畑でせずにプランターで栽培することをおすすめします。

大根や白菜の大きめの作物もプランターで育てることができるので プランターだからといって栽培を諦める必要はありません。 プランターは移動もしやすいので防寒対策もしやすいのがメリットのひとつです。

寒さと上手に付き合う

防寒対策をいくつか紹介しました。特に技術がいるようなことは必要ありませんので、家庭菜園が初心者でも問題ありません。

人と同じで作物も寒さ対策が必要になります。 少し手間をかけるだけで栽培できるか、寒さで成長できずに終わってしまうかの分かれ道にもなってしまうので、 大切な作物を寒さから守ってあげてください。


大塚なつこ

余暇プランナー

緑に囲まれた田舎住み。田舎しか勝たん。休日は畑やったり、ゆっくり家族と過ごすのが好き。旅行は好きなので国内・海外いろいろ行っちゃってます。雪国育ちだけど将来の夢は南国でずっと夏を過ごすこと。難しく考えず、ゆったりとリラックスした気分で読める記事を目指しています。知識をたくさん取り込んで、たくさん発信します。

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