11月1日は紅茶の日。
私たちがいつも何気なく飲んでる紅茶ですが、紅茶の日にはいつもとは違うちょっと高級な紅茶も味わってみてはいかがでしょうか？
今回は少し贅沢な気分になれる高級紅茶やアレンジをご紹介していきたいと思います。
紅茶の日の由来とは？
時代はかなりさかのぼり江戸時代のこと。伊勢国（三重県）で船主であった大黒屋光太夫は、商船で仕事をしていた際、乗組員17名を乗せたまま海難にあってロシアに漂着します。その後、帰国の道を探るもなかなか叶わず、ロシアに10年間滞在せざるを得なくなりました。
帰国の許可を得るための活動の中で、大黒屋光太夫はロシアの女帝エカテリーナ2世に接見し、お茶会に招かれることになります。
これが 日本人がはじめて正式に茶会に招かれ紅茶を飲んだ機会 になりました。この日を記念して、日本紅茶協会が1983年（昭和58年）に11月1日を「紅茶の日」と定めました。
おすすめ高級紅茶5選！
いつも飲む紅茶といえばどんなメーカーの紅茶でしょうか？コンビニなどで買えるリプトンや午後の紅茶（キリン）などは日常の定番ですよね。
今回はちょっと特別な機会に飲みたい、少し高級な紅茶もご紹介していきます。プレゼントやお茶会のなどの機会にお客様に出しても喜ばれそうな高級紅茶。この機会にチェックしてみて下さいね。
TWG
https://twgteajapan-onlineboutique.com/
TWGは シンガポール発祥の紅茶ブランド 。日本の百貨店などにも売り場があることが多いので、目にする機会も多いのではないでしょうか。
シンガポールは貿易の拠点として大きくなってきた都市です。昔から様々な茶葉を取り扱ってきたため、バリエーションも豊か。様々な国の茶葉、フレーバーがあるのが特徴です。
紅茶好きは誰でも知っているという ブランド力 もあり、世界中の高級ホテルなどでも採用されています。
マリアージュフレール
https://www.mariagefreres.co.jp/
マリアージュフレールは、フランスを代表する紅茶ブランド。1660年から続く、古い歴史があります。
上質な香りが魅力 で、日本にもファンはとっても多いです。結婚式の引き出物や贈り物などにも重宝される、重厚で高級感あるパッケージも特徴。
マリアージュフレールも 500種類以上の茶葉 があり、様々なブレンドティーを楽しむことができます。
フォートナム＆メイソン
https://fortnumandmason.co.jp/
フォートナム＆メイソンは、 イギリス王室御用達のブランド 。紅茶専門店だと思われがちですが、元々は古い歴史を持つ、老舗百貨店の紅茶です。
世界中の茶葉を取り扱い、中にはフォートナム＆メイソン独自の茶葉も展開しています。高品質を保ち続けて評価されているだけでなく、ブランド力も世界で一流。
紅茶の国・イギリスのブランドの中でもとっても人気のメーカーです。
フォション
FAUCHONは、フランス・パリの高級食品店が始まりの食品ブランド。今でも パリのトップブランド として人気です。
日本でも通販や百貨店で手に入れることができるほか、高級レストランなどにも茶葉が採用されています。実はフォションが異なる産地の茶葉をブレンドして作り上げた 「ブレンドティー」の元祖 なのだとか。
フォションは日本の京都にホテルも展開していて、ホテルの喫茶でオリジナルブレンドティーも味わえるのでおすすめ！気になる方はぜひ京都にも足を運んでみて欲しいです。
ダマン・フレール
https://dammann.jp/
DAMMANN FRERES（ダマン・フレール）はフランスで1925年に創業した紅茶専門店。しかしそれより前の1692年から紅茶の販売権を許されており、歴史のあるブランドです。
ダマン・フレールの紅茶は香水のように香りが豊かで、 フレグランスティー といわれるほどのフレーバーが多数。紅茶の香り好きにはおすすめしたいブランドです！
日本の 大阪にはシェフとコラボしたレストラン「ダマンリュミエール」があり 、ダマン・フレールの紅茶をたっぷり楽しむことができます。ダマン・フレールの世界に浸りたい方にはおすすめです！
紅茶アレンジに一押し！「キャンディス（Kandis）」
紅茶を飲む時、レモンやミルク、シュガーなどを入れる方が多いのではないでしょうか。自分の好みによって甘さや風味をアレンジされる方も多いかもしれません。
今回はそんな中で一押しのアイデアをご紹介します！
瓶に入った、宝石のようにキラキラ輝くシロップ漬けの食べ物。実はこちらは ドイツの老舗メーカー「ミヒェルゼン（Michelsen）」が作っている氷砂糖 なんです。
単なる氷砂糖ではなく、シロップ漬けにした 「キャンディス（Kandis）」 という商品です。
氷砂糖は、ドイツの北部にある都市 ハンブルグの特産品 。ドイツ北部では紅茶にキャンディス（氷砂糖）とクリームを入れて楽しむという伝統があるそうで、紅茶の消費ナンバーワンともいわれる地域なのだといいます。
ドイツ語で氷砂糖は「キャンディス」というのでこの商品名が浸透しています。
こちらのメーカー、「ミヒェルゼン（Michelsen）」は1814年創業の老舗で、かつてあった ドイツの王室も御用達だった という、実績ある会社です。
キャンディスのフレーバー
キャンディスはいくつもフレーバーがあり、多彩なラインナップが特徴です。
ラムキャンディス
一番の定番商品のラムキャンディス 。少しのアルコールが入っているので注意。
こちらは元になる氷砂糖を、ジャマイカ産のラム酒に浸したもの。上品な甘みのあるフレーバーです。アルコールが苦手な方はNGですが、ラム好きの方にはたまらないおいしさ！
少し入れるだけで味にコクと深みが出るので、一番人気も頷けます。
ローズキャンディス
ホットティーに入れるとハーブティーのような感じになるのかと思いきや、とっても芳醇なローズティーに！
ふだんフラワーティーのようなお茶は苦手という方でもローズキャンディスティーなら飲みやすいかもしれません。
アールグレイキャンディス
アールグレイティーでなくても、この キャンディスを入れるだけで一瞬でアールグレイティーが完成 。
香りもとっても豊かでアールグレイ好きにはたまらないキャンディスです！
キャラメルキャンディス
まさにキャラメルの甘さがたっぷりのキャンディス。ミルクにいれて甘いキャラメルミルクにしたり、アイスクリームにかけたりしてアレンジして食べるのもおすすめ。
誰もが好きな味なので安心して食べられるかも！
キャンディスはどこで買える？
ドイツの商品ということで、ドイツではメジャーな商品なのかな？と思い、実際にドイツの一般的なスーパーで探してみましたが、見つけることができませんでした。
ドイツ国内でもデパートなどちょっと高級な食品を取り扱っているお店では見かけたので、 実際に現地で購入できる店は限られている ようです。
探さないと見つけることができないドイツよりも、日本の販売店（カルディなど）で見かける機会の方が多く、簡単に手に入ります。少しお値段は高いですが、日本での購入がおすすめです！
https://www.kaldi.co.jp/ec/Facet?inputKeywordFacet=%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9
また、カルディや楽天などの通販でも購入可能。 在庫は日々更新されるのでチェック してみてくださいね。送料が気になる方はまとめ買いもいいかもしれません。
キャンディスのおすすめの飲み方
おすすめは本場のドイツにならって、紅茶にひと足しして飲む飲み方。
ホットだけでなく、アイスティーに加えるのもアリですよ。氷砂糖ですが、シロップ漬けなのでアイスティーにもうまく馴染むんです。
私は色々試した中で、 ホットの紅茶にミルクをたっぷりいれて、ラムキャンディスをひと足しする のがとってもおすすめでした！
芳醇な香りと甘さ、少しのアルコールが心地よさを誘って眠る前の一杯にはぴったりですよ。
フレーバーにもよりますが、 紅茶やコーヒー、ホットミルクなどにキャンディスを加えると味変やレベルアップにもなりそう です。
先ほど高級紅茶を紹介しましたが、高級なものでなくスーパーマーケットで売っているようなお得な紅茶やインスタントコーヒーなどでためしてみるのも良いかもしれませんね！ひとすくい入れるだけでとっても深みのある味にもなるので、ぜひいろんなパターンを試してみて下さい。
ティータイムを楽しもう
なかなかゆっくりティータイムを楽しむ機会は日常の中ではないかもしれません。
しかしコロナ禍で自宅にいる時間が増えたという方は、少しだけゆっくりして 優雅なティータイムの時間をつくってみてはいかがでしょうか。
茶葉の香りや紅茶の味を楽しみながら過ごすとリラックス効果もあります。いつも忙しいという方、たまには紅茶で一息ついて、自分を休憩させてあげて下さいね。
ゆかた
余暇プランナー
金融業界出身で今はライター中心にフリーランスで活動中。大阪在住だけど京都歴の方が長く、休日はだいたい京都にいます。海外30か国旅行してる旅好き。旅のスタイルはグルメ旅／スポーツ観戦旅／美術館めぐり／ひとり旅。スイーツを求めがちです。関西の情報中心にお届けします。
