歴史的な物価高が続き、燃料費や電気代も値上げが続いていますね。それに伴って、節電を意識する冬となりました。
多少寒くても我慢しなければならない冬を楽しく過ごしてみませんか?
今回は、電気代を節約しつつ、暖を取れる焚き火をご紹介します。
節電の冬なら思い切って外で過ごそう
今年の冬は、燃料費などの高騰により電気代もじわじわと値上がりしています。節約がどの家庭でも課題になりそうですね。
エアコンの使用は極力控えて、断熱シートなどを駆使して、こたつや電気カーペットなどで節電をしている家庭も多いのではないでしょうか?それでも長時間使用すれば、電気代はかかります。
節電意識が高いこんな冬には、 思い切って外に出て過ごすのがおすすめ 。「こんなに寒いのに外?」と思うかもしれません。
今回は、電気代をかけずに外で暖をとりながら、楽しく過ごす方法をご紹介します。ぜひ、試してみてくださいね。
焚き火を囲めば電気代0円
外で暖を取る方法はいくつかありますが、オススメなのが焚き火です。焚き火ならば、電気代0円で暖を取ることが可能です。
薪は、ホームセンターやキャンプ場で気軽に購入することが可能です。購入価格は、だいたい1,000円以内。
購入する場所によりますが、安いところでは500円以下で購入できる場所もあります。 自宅の近くで安く購入できる場所を探しておけば、楽しみながら節約もできます ね!
田舎あるあるかもしれませんが、掲示板で薪募集を募ると、譲ってくださる方が現れたりもします。
そんな幸運に遭遇できるのも楽しみの一つかもしれません。
焚き火の注意点
直火はNG
キャンプ場でも直火NGが増えています。その理由には、利用者のマナー問題が大きくあるかもしれませんが、自宅での焚き火でも直火はオススメしません。 思わぬ延焼を未然に防ぐため です。
自宅の庭の草木などに燃え移ってしまうと、大火事の原因になりかねません。大袈裟に思うかもしれませんが、火を扱うことには細心の注意が必要。
焚き火台を使用すれば、未然に火事を予防できますし、後片付けも楽になるので、使用するようにしましょう。
自治体のルールを確認
多くの自治体では原則、野焼きを禁止しています。野焼きをしている場合もありますが、手に負えなくて消防車を呼んでいる場面に遭遇したことも。
自宅での焚き火ならば問題はないかもしれませんが、 住宅街など家同士が隣接している場所などにお住まいの場合は、自治体のルールを確認しておくと安心 です。
火の大きさに注意
焚き火初心者にありがちなのですが、薪を多く入れすぎて、思った以上に火が大きくなってしまったということも。私も、初めて焚き火をした時は、炎が大きくなりすぎて、危うく庭の木に移るのではとヒヤリとしたこともあります。
中々火がつかなくても、 少しずつ薪を投入する ようにしましょう。
焚き火に必要なもの
焚き火台
直火NGのところでもお話ししましたが、思わぬ延焼や面倒な片付けを回避するために、焚き火台はマストです。ホームセンターやアウトドア用品店で気軽に購入可能。
価格はピンキリで、安いものだと2,000円前後で購入できます。焚き火台は価格も形も多種多様です。
お気に入りの一つを見つけてみるのも楽しみの一つですね!
薪
薪も必須です。大きめの薪もいいのですが、 最初に火をつけるための焚き付け用の細めの薪もあると、火がつきやすいのでオススメ です。
ちなみに、1束で大体3〜4時間が目安なので、参考にしてみてください。
着火剤
着火剤があるとより火がつきやすいので便利です。
ホームセンターなどで購入できますが、数百円くらいするのでダイソーなどのものを使用すると割安なのでオススメ。しかも、 絞り出しやすく、最後まで使いやすい のもポイント。
我が家でも愛用しておりますが、ホームセンターなどで購入する着火剤と遜色ないほどちゃんと付きますよ!
着火ライターなど
着火剤を使用する時には、言えることなのですが、火傷を防ぐために通常のライターよりも、 先の長い着火ライターを使用することがオススメ です。
特に、昼間に焚き火をする場合は、最初のうちは火が見えないので、思わぬ火傷を負ってしまうことも。用心のためにも着火ライターを使用してください。
焚き火と一緒に焼き芋もおすすめ
焚き火+αで楽しむなら焼き芋がオススメです。バーベキューなども良いですが、せっかく火を起こしているので何かこれを利用してできないかなと思い、焼き芋にチャレンジしたら子どもたちに大好評でした。
ただし、火がよく燃えている時に入れると、外側が焦げてしまうので、 木が白くなったおき火にしてから芋を入れると皮まで綺麗に焼き上がります 。
我が家では、子どもが長い時間待てないので、軽く電子レンジで火を通しておいてから焼いています。最初から、しっかり火で焼いた方が美味しく仕上がるかもれませんが、時短したい人にはオススメです。
焚き火で節電の冬を楽しもう
焚き火で節電しつつ冬を楽しむ方法をご紹介しました。いかがでしたか?
「節電しなくちゃ!」と思うと辛いですが、 楽しみながら節電できると、辛さもなくなり楽しく暮らせますね !
寒い冬だからこそ、あえて外に出て、改めて火の暖かさに触れてみませんか?
思い出に残る経験になること間違いなしなので、火の取り扱いには十分に気をつけて、ぜひ試してみてください!
七瀬透
余暇プランナー
普段は文章を書いているか外にいることが多い、子連れキャンパー兼ライターです。 ヨガインストラクターの資格も持ち「アウトドア・旅行・ヨガ」を中心にライターをしています。 幼い頃から、両親に連れられキャンプを楽しんでおり、キャンパー歴と人生の長さはほぼ同じ! キャンプを中心に、アウトドアを思いっきり楽しむ情報をたくさんお伝えできれば嬉しいです。