100均や手芸のお店で手軽に買えるくるみボタンキット。子供向けにかわいい生地でくるみボタンを作って、ヘアゴムやヘアピンにアレンジする方も多いですよね。
ちょこっとくるみボタンがついているだけで、アクセントになってかわいく見えますよね。
簡単に、少しのポイントで大人でも使えるくるみボタンのヘアゴムをご紹介します。
くるみボタンって何?
くるみボタンは、英語では「covered button」、漢字では「包みボタン」。文字通り、生地を包んであるボタンのことです。シャツやスカート、ブラウスなどについていることもありますよね。
くるみボタンを簡単に作れるキットが100均にもよく売っています。このキットを使ってヘアゴムを作ってみましょう。
準備するもの
- くるみボタンキット
- 好みの生地やハギレ
- ハサミ
- 接着剤
- ヘアゴム
- フリンジやビーズ
- 必要であればマルカン
大人も使えるようにするために
「今回は大人も使える」くるみボタンのヘアゴム にしたいので、ここでの ポイントは、生地選び です。子供用の場合はかわいい雰囲気のスイーツやフルーツ柄・花柄やキャラクターものの生地を用意すると子供が喜んでくれたりしますよね。生地の柄ひとつで、大人でも使えるヘアゴムになります。
大人バージョンの場合は オルテガ柄や大人っぽいデザインのフラワーモチーフなどがおすすめ です。モノトーンカラーだと使い勝手がよかったりします。
自分のファッションに合わせた生地を選びましょう。使う生地はほんの少しなので、 「ハギレ」でも大丈夫 ですよ!
作り方のコツは?
生地をきれいに包もう
くるみボタンを作るには小さな布やハギレがあれば大丈夫。生地をきれいにピッタリ貼り付けられるようにしましょう。 生地がたるんだり、よれたりしないように気を付けましょう。 接着剤をまんべんなく伸ばして生地をぴんと張りながら作るときれいに作れますよ。
生地のデザインの向きに注意しよう
くるみボタンに使う生地が上下の向きが決まっているものなどは、 模様が中央に来るように しましょう。一度くるみぼたんに包んでみて、中央部分に見えないように生地の裏から印をしておくとうまくいきます。出来上がってから斜めになっていたりすると残念なので、デザインの向きに注意しましょう。
キルト芯を使ってもOK
薄い生地を使ってくるみボタンを作る場合は、生地が透けて金属部分が透けて見えてしまうということがあります。そんな時には、生地とボタンの間に キルト芯 を入れてみましょう。
ボタンとキルト芯を両面テープでしっかりと貼り付けてから、通常通りにくるみボタンを作ります。このひと手間をかけることで、金属部分が透けて見えるのを防止することもでき、キルト芯の厚みでボタン全体に少しだけ厚みがでます。立体的で、ふんわり柔らかな印象のボタンになりますよ。
ゴムの色をボタンに合わせよう
くるみボタンに合わせるゴムの色は、 ボタンに合ったカラー を選ぶようにしましょう。使い勝手を良くするために、髪色にあった黒や茶色でもOK。ちょっとアレンジしたり、ゴムを目立たせたいというときには、くるみボタンを作る時の生地に含まれているカラーのひとつを使ったりすると、全体的にバランスが取れてかわいいですよ。
くるみボタンをアレンジしよう
くるみボタンを作ってそれだけを通してもかわいいのですが、ひと手間かけてみませんか。ボタン完成後に、接着剤でスタッズを付けたり、パールやビーズ、スパンコールを貼り付けるだけで、きらりとアクセントになって大人っぽいデザインにすることもできますよ。
くるみボタンヘアゴムの作り方
キットの台紙をカット
台紙をカットして作れるようになっているキットがほとんどで簡単。まずは台紙をくりぬきましょう。
キットの表示通り生地をカット・接着剤を付けてくるみボタンを作る
今回は花柄のハギレを使って作りました。キットの種類によって多少作り方が変わりますが、模様の中心がどこに来るのがいいのか、お好みで調整しましょう。 接着剤をムラなくつけておく のがきれいに作るコツ。
くるみボタンの裏にヘアゴムを付ける
好みのカラーのヘアゴムを取り付けます。生地の色に合わせたり、使いやすい好みのカラーを選びましょう。ヘアゴムをカットし硬く初めに結んで輪っかにしてから取り付けると簡単です。
好みの飾りをつける
くるみボタンだけでもOKですが、何かプラスアルファで飾りをつけてもかわいいですよ。今回はフリンジパーツをマルカンを使って取り付けました。 フリンジを付けるだけで 大人も使える雰囲気に変わったりします。
完成!
あっという間に完成です。 「フリンジ」や「ビーズ」パーツを取り付けるだけで、雰囲気が変わる のがポイントです。ボタンに 好みのスタッズやスパンコール、ラインストーンをつけても おしゃれに作ることができますよ。
ちょっとしたアレンジで、日々の暮らしをおしゃれに♪
コンチョ風に髪につけるのはもちろん、腕につけてもOK。
ハギレや家にあるビーズなどを利用して大人も使えるくるみボタンのヘアゴムを作ってみてはいかがでしょうか。
ふう
余暇プランナー
生まれも育ちも鎌倉のふうです。 カラフルなもの・食べること・旅行・書くことが大好きな一児の母。人事や営業の仕事を経て、現在はライターとアクセサリー作りをしています。 数年前からデリカビーズにはまり、小さな小さなビーズと向き合っています。 もう少しこうしたらかわいくなるな…、こうやったら楽しくなるな…と プラスアルファしながら暮らすのがモットーです。