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永守コレクションギャラリー開館2周年記念!コシノジュンコ氏と永守重信代表理事によるトークショーを開催


永守文化記念財団が運営する永守コレクションギャラリーは、2023年3月に京都府向日市で開館し、歴史的価値のあるオルゴールやオートマタを展示しています。開館2周年を記念して、デザイナーのコシノジュンコ氏を招いたトークショーが行われ、永守代表理事とコシノ氏がアナログ音の価値や日本文化の重要性について語り合いました。財団は「リプロダクション事業」を通じてオートマタの伝統技術を現代に蘇らせる取り組みを進めており、これからも技術と文化の継承に力を入れていく方針です。

2016年2月に、オルゴールの文化とその関連技術の歴史的・社会的価値を紹介することを目的に設立した公益財団法人 永守文化記念財団は、2023年3月に開館した永守コレクションギャラリーの開館2周年を記念し、デザイナーのコシノジュンコ氏をゲストに招いたスペシャルトークショーを開催しました。

 

永守コレクションギャラリーとは

永守コレクションギャラリーは、永守文化記念財団 代表理事の永守重信氏が個人的に所有していた、歴史的価値のあるアンティークオルゴール・オートマタなどのコレクションを公開し、オルゴール文化とその関連技術の歴史的・社会的価値を紹介する施設として、京都府向日市に2023年3月にオープンした施設。

コレクションを展示するだけでなく、自動演奏楽器の歴史に残る100年以上昔に作られたオルゴール・オートマタなどの音色とカラクリを体験できる施設となっており、同施設では無料でギャラリーガイドツアーなども行っています。

今回のトークショーに合わせて、報道関係者向けに内覧会が開催され、普段は公開していない収蔵室も特別に見せていただきました。

「椅子の曲芸をするピエロ」や「シンギングバード」のほか、100年以上前に作られたオートマタやオルゴール、蓄音機など多数の作品が並んでおり、大人も子どもも楽しめる施設となっています。

 

スペシャルトークショーでコシノジュンコ氏と永守代表理事(以下、永守代表)が対談!

内覧会の後は、ゲストにコシノジュンコ氏を招いたトークショーを実施。

永守代表は、

「今はデジタルの時代で、なかなかアナログな音というものを聞いたことがないと思うんですよ。私はこのアナログな音の、なんとも言えない癒しをもっと普及させたい。」

とコメント。

「小学校の時、京都のお祭りに母親に連れられて行った際、オルゴールを見て本当に驚いた。買ってほしいとねだったが買ってもらえず泣いた思い出があったのですが、それがずっと頭から離れなかった。いま我が社のグループには、オルゴールを作っている会社があるのですが、小さい時に買ってもらえなかったから会社ごと買いましたよ!」

と自身のエピソードをコミカルに話し、会場を笑わせていました。

コシノ氏は、日本の伝統的な文化を取り入れ、現代的なデザインに落とし込む作品を展開し世界で評価されていますが、そのきっかけについて、

「きっかけはパリコレクション。私はそれまで、自分自身のオリジナルを見せないと世界に通用しないと思っていて、日本をテーマにしたことがなかったんです。(私が)人から影響されたものではなく、日本というものを改めて見直そうと思ったのが、1998年のパリコレクションでした。」

と、日本文化に目覚めた経緯を説明。

永守代表とはお互いに歴史ある文化について語り合い、本番前の楽屋でも大いに盛り上がったのだとか。

永守コレクションギャラリーで開催されているガイドツアーには、老若男女問わず年間多くの方が訪れるそう。

永守代表は特に未来のある子どもたちに期待を寄せ、

「(ツアーに来た)幼稚園の子どもたちなどは、実際に見て触れることですごく喜んでくれるんです。その気持ちを残してもらって、ぜひ京都先端科学大学に入学して、技術者を目指してほしいですね笑」

と、子どもたちが未来の技術者となることに期待を寄せ、永守代表が理事長を務める京都先端科学大学をアピール。

また、コシノ氏も未来ある若者へ向けて、

「(現代は)物であふれていて、もう“物がいらない”時代になっているんですよ。今が一番冷めていて、価値観のレベルも低い。だからこそ、世の中にないものだったり贅沢なものなど、そういう体験に憧れてほしい。(例えるなら)毎日ラーメンを食べてるようなもの。確かにおいしいのですが、もっとおいしいものが世の中にはたくさんあるよって伝えたい。若い方にはもっと挑戦をしてもらいたいと思います。」

と、欲望を持って生きてほしいと訴えかけました。

永守代表はオートマタの技術や文化を保存・継承するべくスタートした「リプロダクション事業」について紹介し、

「できあがっていく感動を味わって欲しい。そしてぜひ本物に接することで、さらなる感動を体験していただきたいと思います。」

とコメントしました。

本プロジェクトは次の100年先へ貴重なオートマタ作品を残していくために発足した事業で、伝統的工法と最先端技術を組み合わせることで、オリジナルの作品を技術・芸術の両面から忠実に再現し、次世代へ文化財を継承していく取り組み。


※【ワルツを踊る少女】左がリプロダクション事業で作られたオートマタ、右がオリジナル

3Dプリンターで制作したパーツモデルを基に石膏型を作り、造形を忠実に再現。

衣装などもそれぞれのパーツを分け、生地の切り出しから縫製まで丁寧に一つひとつ行っています。

また永守代表によると、昨今ではオルゴールの需要が高まっていることを受け、今後はさらに精力的に取り組みや情報発信にも力を入れていくとのこと。

100年以上の歴史を経て、今も当時と変わらぬ音や動きで私たちを魅了する、オルゴールやオートマタといったコレクション群。

京都へ訪れた際は、ぜひ2周年を迎えた永守コレクションギャラリーで、これらの作品をご覧になってみてください。

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