味噌屋が作る『黒ごまとうふ』は、おいしいたれ味噌付き。なめらかな舌触りが美味しい、素材の持ち味を生かした黒ごまとうふをご紹介しよう。常温保存ができるのでストック食材としてもおすすめ。
精進料理のひとつ「黒ごまとうふ」を家庭で気軽に
ヤマク食品（徳島県）は、創業120年の歴史をもつ老舗味噌醸造メーカー。味噌や甘酒などの伝統的な日本食をはじめ、調理みそやおかずみそ、大豆プリンなどのオリジナル商品も製造している。
『黒ごまとうふ』（黒ごまとうふ100g・たれ味噌15g・希望小売価格 税込178円・発売中）
ごまどうふは精進料理のひとつ。高野山開祖、弘法大師（空海）により伝えられ、1200年余りの昔から高野山の名物精進料理として現在に伝わる。栄養豊富なごまの栄養素を摂取するために考えられたもので、あっさりとした味わいと、しっとりとした食感がある。
なめらかな食感を生み出しているのは黒ねりごま。「とうふ」というネーミングではあるが、大豆がつかわれているのではなくでんぷんが使われている。
でんがく風味！ みそ屋の特製のたれ味噌がポイント
中に入っているのはカップに入った「黒ごまとうふ」と「たれ味噌」。
冷蔵庫で冷やしてからお皿に盛り付けよう。もちろん、常温のままでも美味しく頂ける。
カップの側面に空気を入れて器に取り出し、たれ味噌をかけよう。
しっとりなめらか、あっさりとした味わい
スプーンがスッと入るなめらかさで、ぷるんとしたなめらかでしっとりとした食感。生麩のような食感にも近い。
黒ごまのコクと風味がが口の中に広がり、それでいてあっさりとしているのでとても食べやすい。
でんがく風のたれ味噌は甘めで深みのある味わい。米みそがベースのたれ味噌。ごま、鰹ぶし粉、生姜などを加えてでんがく風の味付けとなっている。たれ味噌にもごまが使われているので、黒ごまどうふの旨みを引きたてる。
この柔らかな舌触りは胃腸にもやさしく、噛む力が弱い人にもおすすめ。
黒ごまの栄養素を余すところなく
栄養成分表示：1個（100gあたり）
- 112kcal
- たんぱく質：2.5g
- 脂質：5.0g
- 炭水化物：14.3g
- 食塩相当量：0.8g
たんぱく質やセサミンなど、ごまの栄養素を余すことなく補える点も魅力。
このおいしさ、ストックしておくと便利！
夕飯の小鉢の一品、お酒のおつまみなどにも。常温で保存でき、賞味期限も半年以上あるのでローリングストック食材、災害備蓄用としてもおすすめ。開封後はその日のうちに食べ切ろう。
同シリーズには、「ごまとうふ」、「金ごまとうふ」もあるので、ごまの種類によるおいしさの違いも楽しんでみて。
今回ご紹介した「黒ごまとうふ」は量販スーパー、ECサイトなどで発売中。
