5月3日は、コク深い風味を特徴とする「五三焼カステラの日」! 濃厚な味わいを特徴とする贅沢なカステラで、3月に発売されたばかりの新宿中村屋の『逸品カステラ』もそのひとつ。そこで、普通のカステラとどう違うのか実際に食べてみた。
中村屋の逸品シリーズにカステラが登場
中村屋(東京都)は、1901年にパン屋から始まった老舗食品メーカー。中華まん・和洋菓子・カレーなど幅広い商品が多くの人に親しまれている。
その新宿中村屋から、期間限定で『逸品カステラ』(1切・希望小売価格 税込162円・2024年3月9日)が発売された。こちらは、定番和菓子のおいしさを最大限引き出せるよう、素材と製法にこだわった「逸品」シリーズのひとつ。
シェフとパティシエの声から生まれたエグロワイヤル®という特別な卵を使用しており、金色に筆文字の高級感あふれるパッケージを特徴としている。
一口にカステラと言っても、店によって味わいはさまざま。『逸品カステラ』は、五三焼という製法で作られている。どんな製法かというと…卵黄と卵白の割合が5:3の割合で使われている。卵黄が多く使われているため、より濃厚な味わいなのだとか。
さらに、『逸品カステラ』では、北海道産の小麦や、豊かな風味を持つ米飴を使用することで、しっとり・ふんわりとした食感を実現しているそう。では、実際はどうなのか食べてみよう!
まるでケーキのような食感・濃厚な味わい
まず惹かれるのは、金色のパッケージ。筆で書かれた逸品の文字だけで、高級感があって「おいしそう」と思ってしまうのは記者だけではないだろう。また1切入りなので、ちょっと一息つきたい時や仕事の合間のおやつにも食べやすそう。
一般的なものよりやや濃い黄色をしている『逸品カステラ』。これは卵黄が多めに使われているからだろう。鮮やかで思わず食欲をそそられる。
一口食べると、まずはその生地のやわらかさに驚いた。カステラというよりはスポンジケーキのようなフワフワ感なのだ! しかも、非常にしっとりとしていて、全くと言って良いほどパサつきがない。なるほど…これは、しっとり・ふんわりという謳い文句の通りと言うしかない。
さらに、卵黄の配合が多いことで、卵のコクがしっかりと効いていた。カステラ特有の味わいが濃厚で、小麦と米飴の芳醇な香りがフワッと鼻に抜けるのもたまらない! ザラメがついていないこともあり、くどさがなく上品な甘みだった。甘い物が食べたい欲求を満たしてくれつつも、甘さ控えめが好きな人でもおいしく食べられる絶妙な塩梅だ。
5月3日「五三焼カステラの日」のおやつに!
こだわって作られているというだけあり、おいしくて満足度の高いカステラだった。お茶やコーヒーと一緒に味わえば、心がほぐれるようなティータイムを過ごせそう。いつもよりちょっと贅沢がしたくなる、連休中のおやつにもおすすめ! せっかくなら、5月3日の「五三焼カステラの日」に食べてみてはどうだろうか? スーパーなどの身近なお店で手に入るので、買い物のついでに探してみてほしい。