忙しいときにご飯さえあれば立派なメインメニューができあがるので、常備している方も多いはずのレトルトカレー。しかし、レトルトカレーの中には具材が少なかったり、味が物足りなかったりするものもある。そんな思いを覆してくれるのが、『佐賀県産和牛カレー』。佐賀県産和牛が使用されており、ふんだんに使用されたスパイスによって、レトルトとは思えないクオリティになっている。実際にどのような味なのか、記者の実食レポートをお伝えしていこう。
調味料メーカーがスパイス・具材にこだわってできた宮島醤油『佐賀県産和牛カレー』
レトルトカレーはどうしても手作りの味より劣ってしまうと思われがちだが、今回レポートする宮島醤油『佐賀県産和牛カレー』(1人分180g・税込972円・発売中)はひと味違う。宮島醤油は醤油などの調味料を開発・販売するメーカーで、調味料メーカーだからこそのポイントがいくつもある!
この『佐賀県産和牛カレー』は、厳選した10種類ものスパイスをふんだんに使用しているため、スパイシーで香り高いカレーに仕上がっているのだ。具材の中でも特に注目していただきたいのが、こだわりの製法で仕上げた「佐賀県産和牛」。佐賀県内の肥育農家にて飼育されている黒毛和種の総称で、ほかの和牛と比べて柔らかく、赤身の中に適度にサシ(霜降り)が入った最高の牛肉だ。
この佐賀県産和牛をじっくりソテーして旨味を封じ込め、10種類のスパイスを使用したソースで丹念に煮込んだとすれば、至高の一品であること間違いなし! さっそく記者が『佐賀県産和牛カレー』をいただいてみよう。
ホロホロのお肉とスパイシーな風味がたまらない贅沢なレトルトカレー
『佐賀県産和牛カレー』の調理方法は普通レトルトカレーと同じで、レトルトパウチを封を切らずに熱湯の中に入れたら約5分間待つだけでOK。電子レンジを使う場合は、レンジ対応容器に中身を移したあと、500Wで約2分、600Wで約1分30秒加熱する。
アツアツの白米に十分温まった『佐賀県産和牛カレー』をかけると、早くもスパイスの良い香りがツンと鼻をつく。香りだけでご飯が食べられてしまいそうだ。大きめにカットされたニンジンと、具材のメインである佐賀県産和牛がゴロゴロと入っている。
さっそく一口いただいてみよう。野菜の甘みによって口当たりがまろやかだが、スパイスのピリッとした香りが後から追ってくる。辛さは控えめだが、スパイスの味を楽しみたい方には十分満足できる刺激だと思う。
次にメインの佐賀県産和牛をいただたいてみる。
大きめにカットされた和牛なのでかみ応えがあるタイプかと思ったが、口の中でホロホロっととろけてしまうほどやわらかい。
こんなに牛肉の味をしっかりと感じられるレトルトカレーは、記者はこれまでに出会ったことがない。しかも大きめの和牛がゴロゴロと入っているので満足感も高い。1人分1,000円弱となるとレトルトカレーの中では高めな値段にはなるが、これは食べてみて納得。クオリティが高すぎて、むしろ1,000円弱の価格は安いのではとさえ感じる。
宮島醤油『佐賀県産和牛カレー』は、通常のレトルトカレーでは考えられないような特別感のあるカレー。ぜひ特別な日や自分へのプチご褒美にご賞味いただきたい!
入手は百貨店や量販店、公式オンラインストアなどで可能。