いよいよ年の瀬も迫っている。年末年始は、1年のしめくくりとして新年を迎える準備をしたり、新年を祝ったりする特別な時期。そんな特別なシーズンには、ちょっと贅沢なこだわりの日本酒がおすすめ。『白鶴 翔雲 純米大吟醸 自社栽培白鶴錦』は、細部までこだわり抜いた特別な純米大吟醸。特別な日本酒は、その日をより華やかに盛り上げてくれるだろう。
特別感を演出するこだわりの純米大吟醸
年末年始は家族や友人と集まることの多い特別な時期。行く年を振り返り、迎える新年をより良いものにしたいと願う人も多いはず。
そんな特別なシーズンに相応しい日本酒が、1743年創業の老舗日本酒メーカー・白鶴酒造(兵庫県)から販売されている。『白鶴 翔雲 純米大吟醸 自社栽培白鶴錦』(720ml・希望小売価格 税込5,940円)は、農業法人「白鶴ファーム株式会社」で丹精こめて育て上げた「白鶴錦」を100%使用。同社の280年にわたる伝統の技と最新技術で想いを込めて醸した、白鶴渾身の純米大吟醸だ。
「翔雲」とは、 めでたいことが起こる前兆として現れる雲を意味しており、飲む人の心を晴れやかに、幸せなひとときを過ごしてもらいたいという想いが込められているので、この時期に飲む日本酒としてぴったりだ。
使われている酒米「白鶴錦」は、10年以上の歳月をかけて白鶴酒造が独自に育種開発したもの。さらには、「白鶴ファーム」で白鶴酒造の社員が育てた酒米を使っていることからも、米作りからお酒造りまで責任を持つという、なみなみならぬ情熱が感じられる。
そんな「白鶴錦」を醸した本品は、まるでパイナップルやピーチを思わせる華やかな果実香があり、エレガントでふくよかな甘味と、おだやかな酸味がなめらかに調和しているという。また、余韻には果実香とナッツの芳醇な香りが感じられるとのこと。
酒米と米麹、水のみで醸造した純米酒。米を50%まで磨き、中心部分だけを使用(米の外側にはタンパク質、脂質、ミネラル分などが多く、酒造りに使うと雑味の原因になる)。低温で丁寧に醸すことで、優れた香りや味わいを引き出している。つまり、原料や製法にこだわった、最高級の日本酒だ。
そんな細部にまでこだわり抜いて作られた本品は、2021年「KURA MASTER 2021」の純米大吟醸酒部門 プラチナ賞、「モンドセレクション」のスピリッツ&リキュール部門で2年連続金賞を獲得するなど、非常に評価の高い商品。なお、灘五郷で造られた日本酒を保護するために定められた国税庁指定の地理的表示「GI『灘五郷』」の認定商品にもなっている。
それでは、実際にこの季節ならではの鍋料理と合わせて楽しんでみたい。
華やかな香り、芳醇な甘みが感じられどんな料理にもマッチ
飲みごろは10℃前後。燗をするお酒というよりは、冷酒で楽しむお酒。これからの季節は、外で冷やしてから飲むのも粋かもしれない。
お酒の味を純粋に楽しむため、まずはそのまま飲んでみる。「これは凄い…」思わず口から零れてしまった。まず驚きなのが口当たりが非常によく、すっきりとした辛口の中にほんのり甘みも感じさせる味わい。お米の甘さの中には確かにフルーティーな果実香も感じる。喉を通した後に来る香りは、雲を突き抜けるように飛翔する鶴を連想させる。改めて言おう、これは旨い!
これは鍋物に合うに違いないということで、贅沢にも「のどぐろのしゃぶしゃぶ」を準備。のどぐろは油の甘味や旨味が強い。しかし本品は魚の旨味に負けないポテンシャルを持っている。しゃぶしゃぶした後に特製のポン酢ベースのタレといただく。
お酒の芳醇な甘みが、ポン酢の酸味が足されたのどぐろの旨味と渾然一体としている。舌に残った魚の旨味にお酒がとろけあい、頬もろとも感情までもがとけていく。
この『白鶴 翔雲 純米大吟醸 自社栽培白鶴錦』は、実に日本酒らしい華やかさと重厚さを併せ持つ味わい。魚介類にマッチするのはもちろん、これからのシーズンではドライフルーツやスモークサーモンといったオードブルに合わせるのもおすすめだ。
大切な人への贈り物にも最適。特別な時間を楽しむ最高級の日本酒
『白鶴 翔雲 純米大吟醸 自社栽培白鶴錦』は、白鶴酒造が280年にわたる伝統の技と最新技術を駆使し、細部まで思いを込めてこだわり抜いて醸した、まさに「渾身の純米大吟醸」といっていい商品。年末年始の特別な時間を、家族と楽しむもよし。大切な人への贈り物としても喜ばれるのは言うまでもないだろう。
なお、『白鶴 翔雲 純米大吟醸 自社栽培白鶴錦』の購入は全国のスーパーや酒類専門店、白鶴酒造のオンラインショップで。
※飲酒は20歳になってから。