お料理の仕上げにちょっと使いたい薬味。瓶に入った常温タイプの柚子こしょうはたまに買うけれど、量が多いため使いきれなかったり、時間がたつと風味が飛んでしまったり、乾燥してしまうのが悩みどころ。そんな悩みを解消してくれるのが冷凍タイプの薬味だ。加工わさびのパイオニア企業が作る『冷凍薬味柚子こしょう』を使ってみた!
鮮度・長期保存・使い勝手を実現した「国産冷凍薬味シリーズ」
金印株式会社(愛知県)は、わさびやしょうがなど各種調味料の製造・販売をする創業94年の加工わさびメーカー。業務用の香辛料では、長年にわたってプロの料理人から高い信頼を得ている。そんな同社が手掛ける家庭用の冷凍香辛料が「国産冷凍薬味シリーズ」。
本来は青果を使いたいけど、すりおろしたり刻んだりが面倒。チューブタイプは便利だけど、添加物が気になったり、使いきれなかったり…。この葛藤を冷凍技術で解決してくれるのが「国産冷凍薬味シリーズ」の面々だ。
わさび、しょうが、ゆずに加え、にんにく、柚子こしょうが新しく登場。今回は『冷凍薬味柚子こしょう』(2g×10食入・希望小売価格 税込350円・販売中)をご紹介しよう。
寒くなると鍋料理の頻度が高くなる。マンネリしがちな味に変化を与えてくれるのが薬味の存在。特に柚子こしょうはストックしておきたい一つ。実は、柚子こしょうは薬味としてだけでなく調味料としても使えてとても便利なのだ。
『冷凍薬味柚子こしょう』は、個包装で使い切りになっているので、いつでも新鮮。冷凍することで長期保存が叶うのだ。
それでは、その新鮮な味わいをためしてみよう。
フレッシュでまろやかな味わい
なんと、冷凍庫から出してそのまま使えるなんて嬉しい!
引き抜き式のジップは、はさみがなくてもきれいに切れて便利。
ジップ式は保存もしやすい。
高級感のある黄金色の個包装は、切り口がついているので開けやすい。
縦長タイプで中身を絞り出しやすく、至れり尽くせりだ。
本品は風味と色合いに優れた国産の黄ゆずと青唐辛子を使用しているそうで、色合いも柚子そのもの。そして、想像以上に風味がよくてびっくり! しっかり唐辛子の辛さは感じるけど、全体的に、優しくまろやかな味わいだ。
華やかな柚子独特の香りが維持できる秘密は、すりおろし後に熟成しているからだそう。また、冷凍にすることで添加物の使用を極限まで抑えることができ、本来のみずみずしさや香りがそのまま生きている。生感が高く、本当に美味しい。
今回は、シンプルな湯豆腐で『冷凍薬味柚子こしょう』の魅力を味わってみよう。
ポン酢などと一緒につけて食べるのはもちろん、他に味付けをせずに柚子こしょうの味だけで食べてみても十分美味しい。
そしてとにかく香りがいい。青唐辛子のキリっとした辛さも新鮮で、大人の味だ。できたてをそのまま食べているような感覚。一般的な柚子こしょうと比べると、塩味が抑え目で、その分、柚子の風味が立っているように感じる。
アレンジにもおすすめ
白菜もお豆腐も柚子こしょうとはとても相性がいい。他にも、豚汁などの汁物や、グリルで焼いた鶏モモ肉に載せたり、お料理にちょっと添えるだけで味のイメージをガラッと変えることができる。薬味でありながら、いろいろ使える万能調味料だ。
いつでも新鮮な状態で取り出せるところはかなりポイントが高い。冷凍庫に入れておけば、いつでも香り高い柚子こしょうの風味が思いのまま。ぜひ体感してみてほしい。