夏は特に電気代のかかる季節。今年も大手電力会社は軒並み電気代を値上げ。電気代節約やSDGsの観点からも、消し忘れや無駄な電力消費は極力避けたいところ。そんな節電ムーブには 『ON/OFFコンセントタイマー』が大活躍するとの情報が入ってきた。なんでもタイマー機能のない家電のON/OFFを時間設定でき、防犯対策にも役立つ。そんな使い勝手のいい『ON/OFFコンセントタイマー』の使い方や使用感を確かめてみた。
不便な家電の利便性を上げるコンセント
複数のECサイト運営やOEM商品の開発を行うGDT(埼玉県)。取り扱うのは生活を豊かにするような生活家電が中心で、電気ひざ掛けなど自社商品の開発・販売も行っている。
自社商品のひとつである『ON/OFFコンセントタイマー』(本体重量80g・希望小売価格 税込2,980円・発売中)は、繋いだ家電の電源ONとOFFを時間設定できるアイテム。古い家電や安価な家電だとタイマー機能のない物も多いが、そういった家電にタイマー機能を付与できるのだ。
タイマーは以下の3パターンが可能なため、幅広い使い方に対応可能だ。
- ONタイマー:設定時間に電源を入れる
- OFFタイマー:設定時間に電源を切る
- プログラムタイマー:電源を入れる時間・切る時間の両方を設定可能
便利なだけでなく、節電対策・防犯対策にも!
ただ家電の電源をON/OFFするだけの単純な商品と思われがちだが、延長タップなど併用するして複数家電を合わせると活用方法が一気に広がる。
PCディスプレイやライトの消し忘れで余計な電力がかかるのを防げるのはもちろん、ライトやラジオを自動でON/OFFすれば旅行中・帰宅が遅い日の防犯対策に。
また扇風機と除湿機で使い方を組み合わせれば、乾燥機としても使える優れものだ。
夏であれば、タイマーのない電気式蚊取り器や扇風機でも便利さを感じるはずだ。そのほか、冬の電気毛布やイルミネーション、充電器の過充電予防など…アイディア次第で幅広い使い方ができる。次に、使い勝手はどうかも見ていこう。
設定後はコンセントに挿したままでOK
本体サイズは約W80×D35×H35mmと、下のコンセントを塞がない小ささ。それでいて、文字が大きいのでディスプレイは見にくくない。また、本体はコンセントに挿さなくても設定可能なため、設定時のわずらわしさは全くない。デザインはキッチンタイマーのようにシンプルで、インテリアを邪魔しないのも好印象。
設定時にボタンの同時押しなどの操作は必要だが、取り扱い説明書を見ながら設定すれば大丈夫。また、youtubeにも分かりやすい説明動画があるので、設定につまずいても問題なし。また、一度設定したものは変更するまで設定が残っているので、繰り返し使う場合いちいち設定しなくてもいい点は高評価だ。
また、炊飯器で設定する際はONタイマーを設定して炊飯器の電源を接続し、その状態で炊飯器のレバーを下ろしておけば、コンセントタイマーの設定時間から炊飯が開始されて、狙った時間にホカホカご飯が炊きあがる。
ON/OFF時間が設定できる「プログラムタイマーモード」もフロアランプでためしてみたところ、しっかり設定通りの時間でON/OFFされた。
この際、ランプ本体のスイッチをON状態にしておかないと点かないので、スイッチ付きの家電に使う際は気をつけよう。また、エアコンやオイルヒーター・リモコンで操作する家電・1500W以上の家電などには使用できない点にも要注意だ。
とはいえ、タイマー機能が付くだけで、より愛用できる家電があると気づいた。スマホアプリと同期するなどの手間も不要なので、アプリを増やしたくない人・登録の際の個人情報が気になるという人も検討してみてはいかがだろうか。
『ON/OFFコンセントタイマー』はECショップ・家電量販店(ヨドバシカメラ、ビックカメラ、コジマ×ビックカメラ、ケーズデンキ)で手に入る。