かわいい鹿のイラストでひときわ目を惹く「神鹿物語」。今年も「神鹿物語」から、季節限定のいちごのどらやき『神鹿三笠(いちご)』が登場。ふんわりやわらかい生地とミルキーで甘酸っぱい味わいを、さっそくおためししてみよう!
春味のどらやきはミルク餡×いちご
多口製菓(奈良県)は、奈良の素材にこだわり、奈良にちなんだお土産菓子を製造・販売する会社。製造方法にこだわり、伝統と新しさのどちらも大切にしながら独自のお菓子を作り続けている。今回は「神鹿物語」のどらやきシリーズから期間限定販売される『神鹿三笠(いちご)』(5個入り・希望小売価格 税込1,296円・期間限定発売中)をご紹介しよう。
箱を開けるとかわいい鹿がお出迎え。神の使いといわれる「神鹿」がキュートに描かれている。
触ってみると、生地はめちゃくちゃ柔らかい。ケーキのスポンジのような色合いは、どらやきというよりもパンケーキと呼びたくなる。
柔らかい生地に包まれているのは、マイルドなミルク餡に香ばしくローストされたピスタチオ、中心にたっぷり入ったいちごジャム。全体がふんわりと一つにまとまっている。
素材にこだわり、味も見た目もお洒落などらやき!
いちごとピスタチオといえば洋菓子では鉄板の組み合わせだ。『神鹿三笠(いちご)』は、いわゆるどらやきとは一線を画す洋テイストのお洒落なお菓子。今回は温かい紅茶と一緒に食べてみた。
生地はふんわり軽くてもっちり。練乳を加えた濃厚な餡がずっしり入っている。香りから、もう既にミルキーだ。口に入れるとミルクの風味が鼻に抜ける。今まで出会ったことがない、ちょっと面白い舌触り。そこにクラッシュされたピスタチオが食感と香りをアシストしてくれる。
それにしても、いちごジャムの存在感がすごい。口の中に甘酸っぱいいちごの風味が広がれば、そのジューシーさにびっくり。このジャム、ただ者じゃなさそう。
ジャムに使われるいちごは、糖度の高さと味の濃さで人気を集める奈良県産の「古都華」。自社で作られたジャムは、そのままを味わってみたいと思わせるような美味しさだ。いちごジャムの程よい酸味は、ミルクをまとった餡のコク深い旨味と絶妙のバランス。
ちなみに、少し冷やして食べるとミルク餡が固まって、また違った口当たりが楽しめる。より濃厚になる感じだ。
ミルク餡の濃厚さが紅茶の渋みを和らげ、後になっていちごの風味が立ってくる。香り高い紅茶と『神鹿三笠(いちご)』の組み合わせは想像以上のベストマッチだ。
お持たせにもお勧め! 大人のどらやき
吟味された美味しさに加えてキュートでモダンなパッケージの『神鹿三笠(いちご)』は、お土産だけにとどめておくのはもったいない。自分で楽しむのはもちろん、お持たせなどにしても喜ばれそうだ。
鹿の可愛さにほっこり癒され、五感で楽しめる大人のお菓子で、古都奈良へのショートトリップ気分を味わってみよう。
『神鹿三笠(いちご)』は、公式オンラインショップ他、近鉄奈良駅GOTO-CHI、近鉄百貨店奈良、大和路SHOPにて発売中。