自宅で気軽に飲めるRTD『角ハイボール缶』が、リニューアルして新発売! 新技術を投入し、サントリーRTD缶史上最高の炭酸ガス圧を閉じ込めることに成功した1本だ。さらにお店の味に近づいたというその超爽快なスッキリ感と味わいをたしかめてみよう。
12年の研究により開発された非加熱製法。「角瓶」のコクと香味を守りお店の味へと近づいた
角ハイとは、サントリー(東京都)から発売されているウイスキー「角瓶」を使ったハイボールのこと。もともと国産ウイスキーとして日本人好みに作られたが、2008年ごろに「角瓶」をベースにしたハイボール(=角ハイ)を提案すると若年層を中心に一気にブームとなった。2009年には缶タイプの角ハイが発売され、すっかり角ハイは日本のお酒に仲間入りしたわけである。
ただ、缶タイプはどうしてもお店とは味が違う。良く言えば飲みやすく、悪く言えば物足りない。それは味や風味、炭酸の刺激などその場で作る角ハイの味とは別物だった。
そうした背景の中、より本格的な角ハイボールに近づけるべく発売されたのが『角ハイボール缶』(350ml缶・希望小売価格 税込216円・2023年1月下旬より順次リニューアル※期間限定パッケージ)である。
最大の特徴は、12年にわたる研究によって開発された非加熱製法。缶詰後の加熱殺菌を行わない製法のことで、「角瓶」のコクや香味の変化を防ぎお店の味に近づいたという。
また、同製法により同社RTD缶史上最高の炭酸ガス圧を閉じ込められるようになり、爽快な味わいとなっている。記者は旧『角ハイボール缶』を飲んだことがあるが、その炭酸の刺激はきめ細かく上品さを感じた。これはこれでおいしかったと思うが、一体どれほどの進化を遂げたのいうのだろうか。
パッケージは期間限定で「NEW」の文字と「こんなにもお店の味になりました。」というメッセージが付いている。それ以外にも背景のハイボールの量が少し増えていたり、ロゴが金色になっていたりと、少しずつ違う。間違い探しができそうだ。
炭酸も味わいもダブルで強化した新『角ハイボール缶』。グッと底上げされたおいしさに!
いよいよ開封。プルタブをグッと立ち上げると、プシュッ! と炭酸の音。だが、音からは勢いや強さは感じない。
鼻を近づけると、ウイスキーの甘味のある香りとうっすらとレモンの香りがする。
飲んでみるとすぐにわかる炭酸の強さ。バチバチっと弾けるような刺激のある強炭酸ではなく、長時間シュワっと口に残るような根強い炭酸だ。確かな爽快感があって飲みやすい。
そしてもう1つ、すぐにわかるのが角瓶由来の甘さとコク。角が丸く厚みがあり、優しい口当たりを感じさせる。じっくりと味わいたくなるような味わい深さがあるのだ。非加熱製法により引き出された味わいと炭酸が、グッと角ハイボールのおいしさを底上げしたようなおいしさが楽しめた。
はっきりと言おう。へたなお店で飲むより断然うまい。家飲みする際には、ぜひためしてみてほしい。全国のスーパー、コンビニで発売中。
※お酒は20歳になってから。