今回の心理テストでは「あなたがあっさり諦めるのはどんなとき？」がテーマです。
夜、桟橋の端っこに立ち、海に飛び込む勇気があるか考えたことはありますか？……考えるだけで身がすくみますね。もちろん、現実には絶対やってはいけませんよ。
しかし、「海の生き物に変身して泳ぐならば」と想像するだけなら大丈夫。そして、この選択が、あなたがどんな状況ならばあっさり諦めるのか、教えてくれるかもしれません。さあ、何に変身したいですか？
【質問】どの姿で泳ぎたい？
人間ではなく、海の生き物の姿で夜の海をスイスイと泳ぐあなた。
さて、脳裏に浮かんだのはどの海洋生物ですか？A～Dの中から直感で選んでみてください。
A: 輝くプランクトン
B: 深海の透明なクラゲ
C: 静かに泳ぐマンタ
D: 速く泳ぐサメ
A「輝くプランクトン」を選んだあなたは……「メインタスクに差し支えなければ諦める」
あなたが「輝くプランクトン」を選んだことは、目立たずともしっかり居場所があり、なおかつ周囲に自然と溶け込むあなたの性質を示しています。
プランクトンは小さく、一見すると存在感が薄いですが、光によって魅力的に輝くことができます。
これは、あなたが大きなリスクを冒さずに、安全な範囲で物事を進めることを好むことを意味しています。
あなたは、達成感よりもプロセスを重視し、無理をしないことで精神的なバランスを保っています。それは特に、達成しようとしている事柄の重要度によって左右される傾向があります。
例えば、あなたが重要なプロジェクトの一部として副次的なタスクに取り組んでいるとき、そのタスクがメインの目標達成に影響を与えないと判断されれば、無理に完成させることなく手を引くことを選びます。これにより、あなたはエネルギーをより重要な事項に集中させることができ、全体の進捗をスムーズに進めることが可能です。無駄な労力を避け、効率的に目標に向かって進むことを重視しているのです。
B「深海の透明なクラゲ」を選んだあなたは……「費やす労力に見合う結果が得られそうになく、めんどくさい時に諦める」
「深海の透明なクラゲ」を選んだあなたは、自分の感情や本音をあまり表に出さないタイプです。
クラゲはその透明さで周囲の環境に溶け込み、目立たないように生きる生物です。
この選択は、あなたが面倒な事態や複雑な人間関係を避けるために、自己主張を抑えることが多いことを示しています。
特に「めんどくさい」と感じるのは、手間がかかり結果が見えにくい状況や、繰り返し同じ問題に直面する場面です。
例えば、仕事で何度も同じようなミスを繰り返す同僚に対して指摘を続けることが苦痛に感じるかもしれません。このような時、あなたは労力をかけることが無駄だと判断し、さらなるエネルギーの浪費を避けるためにその場を離れることを選びます。
こうすることで、自分の精神的な平和を守り、大切なことに集中することができます。
C「静かに泳ぐマンタ」を選んだあなたは……「気分が乗らなければ諦める」
「静かに泳ぐマンタ」を選ぶあなたは、流れに身を任せることを好み、ストレスの少ない方法で生活を楽しむタイプです。
マンタは大きな体を持ちながらも、その動きは非常に穏やかで、周囲の環境と調和して生きています。これは、あなたが状況に流されやすく、特に強い動機がない限り、容易にあきらめることを選ぶことを示しています。
あなたは新しいことに挑戦する際、熱意が湧かないとすぐに関心を失います。気分やその時の状況があなたの行動を大きく左右するため、やる気が出ない時は特に諦めが早くなります。
これにより、あなたは余計なストレスが溜まることなく、健やかな日々を過ごせているでしょう。ただしもしかすると、諦めずに続けた結果得られたかもしれない、大きな成果を逃す場合もあるかもしれません。
D「速く泳ぐサメ」を選んだあなたは……「達成不可能と判断したらすぐ諦める」
「速く泳ぐサメ」を選んだあなたは、目標に向かって力強く進むことができるが、不可能と感じたら即座に転換を図る実用主義者です。
サメはその強さと速さで知られ、目標を達成するために迅速かつ効果的な行動をとります。
しかし、達成不可能な目標には無駄な時間を割かず、もっと達成する可能性が高そうな、他の選択肢をすぐに探しはじめます。
この特性は非常に現実的であり、何らかの目標を達成するには大変有効です。しかし、挑戦することを早々に放棄する傾向にもつながります。
ただし、挑戦すること自体は目的ではなく、最終的な目標達成のための手段であると割り切っていて、諦めることが自己肯定感の低下につながらないならば、あなたの特性は結果を残す、という意味で有益でしょう。何らかの困難に直面した時、さくっと次の計画に移行できるあなたは、時間と労力をかなり節約できるはずです。
ライター : 真宮吉丸
インテリの雑学オタク。東京大学文学部卒。大学では言語について学ぶが、卒業後、心理学を独学で修める。この経験を活かし、現在は心理学に関連するコンテンツのライターとして活動中。
編集 : シンリ編集部
