心理テストの診断内容
今回の心理テストでは「現実逃避」というテーマを掘り下げます。
日々の生活の中で、私たちは無意識のうちに現実から逃れたいと感じることがあります。
このテストを通じて、あなたが意識せずに現実から逃げている部分があるのかどうか、調べてみましょう。
【質問】ついつい目を惹かれるテレビ番組。どうしますか?
夕方、なんとなしにテレビをつけたあなた。
ちょうど、乳幼児対象の番組が放映中。画面の中では、子どもとお姉さん、着ぐるみの動物が楽しそうに踊っています。
見ていたらなんとなく、あなたも童心にかえって身体を動かしたくなってきたのですが……さあ、どうしますか。
A. スマホを取り出し、着ぐるみの動物やお姉さんについて検索する
B. 「身体を動かすのはやっぱめんどい…」と、テレビを消す
C. テレビの中のみんなに合わせ、自分も踊る
D. テレビの中の人たちの動きをじっと観察する
心理テストの診断結果
A「スマホを取り出し、着ぐるみの動物やお姉さんについて検索する」を選んだあなたは……「現実逃避度:中」
あなたがスマホで情報を検索する選択をしたことは、日常の状況や困難から一時的に目を背けたいという気持ちがあることを示しています。
この行動は、現実のストレスやプレッシャーから距離を取り、自分自身をリフレッシュするための手段として利用されている可能性が高いです。
何か新しいことを学ぶことで、気分転換を図りながらも、ある程度の現実感を保ちつつ、一歩引いた位置から物事を見ることを好む傾向があるのかもしれません。
日常生活では、あなたは情報収集や学びを通じて、心のバランスを保っているようです。
この特性は、新しい趣味や興味を持ちやすく、常に新しい知識や情報を求める姿勢を持っているとも言えます。
しかし、過度に情報検索や学びに頼ることで、現実の問題解決を先延ばしにしてしまうこともあるかもしれません。
そのため、情報収集をする際は、それが現実逃避の手段とならないように注意しながら、適切なバランスを保つことが大切です。
B「『身体を動かすのはやっぱめんどい…』と、テレビを消す」を選んだあなたは……「現実逃避度:ゼロ」
あなたがテレビを消すという行動を選ぶ背景には、現実の出来事や状況から逃げることを望まない強い意志があります。
多くの人が求めるような類のエンターテインメントを、あなた自身は自分には必要ないと感じています。
その理由は、面倒なことや困難な状況から逃げることなく、それに立ち向かうことを選ぶあなたの強さと決断力にあります。
日常生活において、あなたのこの特性は、困難な状況に直面した際にも冷静に対処する能力として現れます。
例えば、仕事や人間関係でのトラブルが起きたとき、あなたは感情的にならず、冷静に問題を解決するための策を練るでしょう。
また、趣味や遊びに対する欲求が少ないため、時間の使い方が計画的で、目標に対して一貫して取り組むことができます。
このように、現実をしっかりと受け止めるあなたの性格は、多くの場面で強みとして活かされるでしょう。
C「テレビの中のみんなに合わせ、自分も踊る」を選んだあなたは……「現実逃避度:高い」
あなたが選んだこの選択肢は、心の中に抱える日常の疲れやストレスから一時的に解放されたいという強い欲求を示しています。
この行動から、現実の世界とは一線を画す空間で、心から自由に楽しむことを求めていることが伺えます。
このような心理的背景が、現実逃避願望が高いという診断結果に繋がっています。
日常生活においても、あなたは新しいことや刺激的なものに興味を示しやすいのでしょう。
そして、時には現実のルーチンから逃れるための手段として、趣味や特定の活動に没頭することがあります。
例えば、音楽や映画、旅行など。心が癒されるものに時間を費やすことで、現実のプレッシャーから一時的に距離を置くことができるでしょう。
D「テレビの中の人たちの動きをじっと観察する」を選んだあなたは……「現実逃避度:低い」
あなたがテレビの中の動きをじっと観察することからは、現実からの一時的な逃避を求める気持ちがあることがうかがえます。
しかし、その願望は一時的なもの。あなたはそれを適切にコントロールし、現実と妄想の境界をしっかりと識別できる人なのです。
このような心理的状況は、現実の出来事や情報を冷静に捉え、適切な判断を下す能力が高いことを示しています。
日常生活において、この特性はあなたの判断力や冷静な対応力を強化しています。
例えば、困難な状況やプレッシャーがかかる状況でも、冷静に状況を分析し、適切な行動を取ることができるでしょう。
また、感情に流されずに物事を客観的に捉えることができるため、人間関係でも円滑なコミュニケーションを取ることができます。
ライター : 真宮吉丸
インテリの雑学オタク。東京大学文学部卒。大学では言語について学び、卒業後に心理学への関心が高まる。現在は心理学に関連するコンテンツのライターとして活動中。
編集 : シンリ編集部