心理テストの質問
今回の心理テストでは「あなたのイジワル度」がテーマ。
私たちは、日常でさまざまな感情を抱えて行動しています。中には、気づかないうちに出てしまう「イジワルな感情」も。
このテストでは、あなたがどのくらいイジワルなのか、また、その背後にはどんな感情や原因があるのかを明らかにします。
【質問】
家で探し物をしていたあなた。
古い机の引き出しを開けてみたところ、あなたが子どもの頃に描いた絵が出てきました。
さて、そこには何が描かれていましたか。
A. 明るい太陽の光を浴び、泣いているお面怪人
B. 大縄跳びで転んでしまった子供
C. 夜の空に輝く星と湖、あひるボート
D. お月様と太陽が空に並び、まぶしそうにしている人たち
心理テストの診断結果
A「明るい太陽の光を浴び、泣いているお面怪人」を選んだあなたは……「イジワル度:高い」
あなたは、他人が輝いて見える時ほど、自分の影となる部分に焦点を当てやすい性格を持っています。
太陽のように煌めく他者の存在と、涙を流すお面怪人のような自分自身とのギャップに苦しんでいるのでしょう。
このギャップが大きくなるほど、嫉妬心やコンプレックスが強まり、その結果、イジワルな行動に出てしまうのです。
もしかすると時々、あなたは、我が身を振り返って自己嫌悪に陥ることがあるかもしれません。
そのような時には鏡を見て、自分の「お面怪人」部分を大げさに表現してみてください。
その後、笑顔に切り替えて、その変わり身の速さに驚きを感じてみてはいかがでしょうか。
変わり身の速さを楽しむことで、自分と他者のギャップを乗り越え、新たな自分を発見するきっかけとなるかもしれません。
B「大縄跳びで転んでしまった子供の絵」を選んだあなたは……「イジワル度:中」
あなたがこの絵を選んだ背景には、過去の失敗や傷ついた経験への未練や反省が潜んでいるようです。
転んだ子供のように、心の中で何度もその瞬間を再生しては、傷ついた気持ちを味わっているのかもしれません。
これらの過去の痛みが、時として他者に対するイジワルな行動として現れるのです。
もし今後、大縄跳びのような新しいチャレンジをする際には、意図的に転ぶことを想像してみてください。
そして、想像の中で自分に手を差し伸べる誰かを思い描いてみてはいかがでしょうか。
こうやって思い描くことを通して、過去の痛みを乗り越え、新しい自分を受け入れる手助けをすることができるかもしれません。
C「夜の空に輝く星と湖、あひるボート」を選んだあなたは……「イジワル度:低い」
あなたがこの選択肢を選んだ背後には、心の中に広がる静寂と深い感受性が感じられます。
夜空のような無限の優しさと、あひるボートのような穏やかさで、あなたは周りの人々との関わりを深く考え、調和を求めて生きているのでしょう。
この姿勢が、他者との平和な関係を重視するあなたの性格を形成しています。
一方であなたは、星のように輝く他者のため、自分を犠牲にすることが多いかもしれません。
もし、生活の中で疲労を感じるようなことがあれば、湖の上であひるボートに乗ることを想像してみてください。その中で、ボートをこぐあなた自身が主役であり、星々もあなたを照らし出していることを実感してみてはいかがでしょうか。
他者を思いやるあなたの優しさは大切ですが、自分自身の感情や価値も大切にし、自分を大切にする時間も持つことを忘れないようにしましょう。
D「お月様と太陽が空に並び、まぶしそうにしている人たちの絵」を選んだあなたは……「イジワル度:ゼロ」
あなたがこの選択肢を選ぶ背後には、お月様と太陽が同時に空に輝くユニークな光景に引き寄せられる、独特の感性が潜んでいるかもしれません。
絵の中の光景は、二つの異なる存在が共存する姿を表しています。あなたもまた、異なる価値観や感情を持つ人々との間での調和や共存を重視しているのでしょう。
そのため、あなたの場合、イジワルをしたくなるような闇が入り込む余地はありません。相手を尊重し、理解しようとする気持ちだけであなたの心はいっぱいです。
しかしながら、太陽と月が同時に輝くと、人々はまぶしさに目を細めることもあるでしょう。
あなたの優しさや寛容さは時として、他者を圧倒してしまうことも考えられます。
日々の生活で、あなたは自分らしく輝くことを忘れてはなりませんが、時に、他者の光にも敏感になるよう心掛けてみてください。
誰もが自分らしく輝ける空間を作ることが、あなたの持つ輝きであり、力なのです。
ライター : 真宮吉丸
インテリの雑学オタク。東京大学文学部卒。大学では言語について学び、卒業後に心理学への関心が高まる。現在は心理学に関連するコンテンツのライターとして活動中。
編集 : シンリ編集部