心理テストの質問
今回の心理テストは「あなた向きの親孝行の方法」。
「親の心子知らず」とは言いますが、いやいや実は「子の心親知らず」な場合もあるのだよ、と内心でつぶやいている、そこのあなた。
この心理テストが親子のコミュニケーションの一助となれば幸いです。お気軽に診断してみてください。
【質問】
ある日の夜。寝ている間、あなたは高校時代に戻った夢を見ていました。
夢の中では、ちょうど文化祭。あなたのクラスでは劇をしていました。
さて、あなたはどんな役割をしているでしょうか。A～Dの選択肢の中から選んでください。
A.ヒロインの友人で、実は事件の黒幕というラスボス役。
B.裏方で照明係。
C.ヒロインが乗るロバの役。
D.指揮役の総監督。
心理テストの診断結果
Aを選んだあなたは……「自分が社会で活躍する姿を見せる」
ラスボス役を選んだことから、あなたは、自分の意志をしっかりと持ち、計算された策略を巡らせる能力が高いことが伺えます。
あなたは自分の道を確実に切り開くタイプで、そのためには周囲の状況をよく観察し、必要な戦略や策略を立てる能力を持っているのでしょう。
このような性格の持ち主は、社会での活躍が得意であり、そこから得る成功や達成感は、あなた自身に自信や満足感をもたらします。
そして、その姿を両親に見せることで、あなたが幸せであることを知らせ、お父さん、お母さんにも喜んでもらうことができるでしょう。
親との関係において、あなたのような意志の強い人は、立派になった自分を示すことで、親の安心感を増大させることができます。
しかし、同時に、親の意見や気持ちにも耳を傾ける柔軟性も重要です。
あなたより長く生きている、人生の先輩としての経験や助言は、あなたの今後の活躍において大きな手助けとなることでしょう。
コミュニケーションを大切にし、自分の成功体験だけでなく、日常の出来事や感じたことも共有することで、親子の絆はさらに深まるでしょう。
Bを選んだあなたは……「頻繁に顔を見せて、一緒に過ごす時間を作る」
Bの選択をしたあなたは、他者の成功や喜びを自分のもののように喜ぶ心の持ち主です。
あなたは目立たない位置から他者を見守り、サポートすることを得意としています。
その行動の背後には、他者を気遣い、その幸せを願う強い感情が存在していることでしょう。
こうした特性から、あなたの場合、親孝行の方法として、顔を頻繁に見せ、一緒に過ごす時間を増やすことで、親にとっての安心感や幸せを提供することができると言えます。
親と円満に過ごすためのコツは、実は日常の中での小さなサポートや気配りに隠されています。
あなたのようなサポートの達人であれば、お父さん、お母さんのニーズや感じる不安を察知し、それに応じたサポートを行うことが得意でしょう。
例えば、親が何気ない会話の中で話した趣味や興味を覚えておき、それに関連する情報やアイテムを提供することなど、細かい配慮が鍵となります。
また、頻繁に会うだけでなく、その時間を質の良いものにするための工夫も大切です。
一緒に映画を見る、散歩をする、料理を作るなど、共通の趣味や活動を見つけて、家族の絆をさらに深めることがおすすめです。
Cを選んだあなたは……「敢えていろいろ頼みごとをし、甘える」
C、すなわちロバの役を選択したあなたは、環境や状況に応じて自身の役割を適切に見極める能力を持っています。
あなたは他者との協力を重視し、自分の役割をしっかりとこなすことで、大きな流れの中での調和を目指す傾向があります。
このような柔軟性を持った性格は、多くの状況で有利に働くでしょう。
特に家族との関係においては、この性格は両親との絆を深める大きな要素となります。
親孝行という観点から見ると、あなたの場合、「親に甘える」という形で、お父さん、お母さんのサポートや助けを求めることが、親子の絆を深める一つの方法として合っていると考えられます。
親との関係を円満に保つためのコツは、互いの役割や立場を理解し、双方が支え合うことです。
お父さん、お母さんが困っている事やサポートが必要なときには、積極的に助けを申し出ることで、親子の絆を強化することができます。
反対に、あなた自身がサポートやアドバイスが欲しいときは、遠慮せずに頼むことで、親にとっても必要とされているという実感を与えることができます。
このような日常の小さなやり取りを大切にし、互いに信頼と支え合いの関係を築くことが、長い間の親子の関係をより良好に保つ秘訣となるでしょう。
Dを選んだあなたは……「旅行に一緒に行く」
D、すなわち指揮役を選択したあなたは、単なる局面的な視点ではなく、全体の動きや構造を捉える能力に長けています。
この特性はリーダーシップを持って多くの人を指揮・導く際に非常に役立つものです。
ある一点に固執することなく、多様な情報を取り入れて的確な判断を下す力を持っているため、大きな集団や組織を円滑に動かす能力を備えています。
親孝行の観点から考えると、あなたは家庭内でもその広い視野を活かし、お父さん、お母さんのニーズや願望を的確に捉えることができるでしょう。
そのため、「旅行に一緒に行く」という活動を選ぶことで、新しい経験や場所を共に探索し、共有することが、あなたと両親との絆をさらに深める最も効果的な方法となります。
親との時間を円満に過ごすためには、お父さん、お母さんの価値観や考えを理解し尊重することが大切です。
広い視野を活かして、親の意見や感じることを広く受け入れ、共感することで、信頼関係を築くことができます。
また、旅行の際は、お父さん、お母さんの体調や興味を十分に考慮し、無理のない計画を立てることが重要です。
新しい場所や経験は親子の思い出を作るための貴重な機会ですが、それを楽しむためには、安全で心地良い環境を整えることが必要なのです。
あなたのリーダーシップを活かし、家族水入らずの旅行を満喫してくださいね。
ライター : 真宮吉丸
インテリの雑学オタク。東京大学文学部卒。大学では言語について学び、卒業後に心理学への関心が高まる。現在は心理学に関連するコンテンツのライターとして活動中。
編集 : シンリ編集部
