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大人のクルマ好きを唸らせる名車186台を展示「オートモビルカウンシル2025」


2024年4月に幕張メッセで開催された「オートモビルカウンシル2025」は、記念すべき第10回目を迎え、「クルマを超えて、クルマを愉しむ Classic Meets Modern and Future」をテーマに掲げた。今回の目玉は著名カーデザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロ氏の来日で、彼の代表的なデザイン車10台が展示された。さらに、国産メーカー各社の歴史的な車両やラリーカーの展示も注目を集めた。展示車両は過去最多の186台、出展者数は131社、来場者数は44,963人といずれも過去最高を記録し、盛況を見せた。

去る2024年4月12日〜14日にかけて、幕張メッセで開催された「オートモビルカウンシル2025」の模様を取材した。 今回が記念すべき第10回目の開催となるオートモビルカウンシル。今回のテーマは『クルマを超えて、クルマを愉しむ Classic Meets Modern and Future(クラシック ミーツ モダン アンド フューチャー)』だ。 文字にするとサラッと読めてしまうが、これだけ大上段に構えれば、主催者自らが高いハードルを課していることが分かる。・・・と同時に、来場者の期待値だって否が応でも高まる。肩透かしを食らったら来年からは足を運んでもらえないことだってある。イベント主催者のプレッシャーも相当なのものがあったと思う。 ●オートモビルカウンシル 2025出展社一覧(2025年4月9日現在) ・日本車メーカー・インポーター・新世代自動車:9社・スポンサー:10社(うち出展6社)・特別協力スポンサー:2社・協力:1社・サプライヤー:5社・プレミアムライフスタイル:8社・ARTCOUNCIL:8画廊・2輪・3輪:1社・ヘリテージカー販売店(含SUV販売店):37社・自動車関連商品等販売店(マルシェ):39社・オーナーズクラブ:4団体・フード・ドリンク:7店舗 展示車両台数186台、出展者数は過去最多の131社、自動車関連商品等の販売店(マルシェ)が39社、オーナーズクラブが4団体、フード・ドリンクのコーナーが7店舗。そして来場者数も過去最高の44,963人となった。さらに、会場の規模が拡大され、幕張メッセ9-11ホールの3ホールを使用したのも今回が初となる。 イベント初日の特別内覧日というと、来場者は報道関係者が中心で比較的落ち着いているイメージがある。しかし、今年は違った。入場待ちの長い列ができており、例年以上に来場者の熱気と期待が伝わってきた。 ■ジョルジェット・ジウジアーロ氏の来日に合わせ、彼の代表作10台の展示 今回の最大のハイライトといえば、ジョルジェット・ジウジアーロ氏がこのイベントのために来日したことだろう。トークショーは満員御礼。筆者も場内を駆けまわるうちに、気づいたときにはステージのまわりは人だかり。空いている空間を見つけるのも一苦労であったほど。おそらく、本物のジウジアーロ氏をこの目で見たいがために会場へ足を運んだ人も多いはずだ。 筆者の記憶では、ジウジアーロ氏ご本人を観る機会に恵まれたのは、2013年フォルクスワーゲン ゴルフ7のプレス発表会発売でお見掛けしたとき以来。1938年生まれのジウジアーロ氏は御年86歳。年齢を感じさせないほどエネルギッシュで、どこか少年ぽさを感じさせる笑顔が実に素敵な方だ。 トークショーは4月11日と13日の2回。11日に開催されたトークショーのテーマは「 “A Young Talented Designer was Born” 才気あふれる若きデザイナー誕生」。画家の家系に生まれたジウジアーロ氏の生い立ちから、17歳でフィアットが設立したデザインセンターに入社した経緯。そしてベルトーネ社を経て、1967年に30歳の若さでイタルデザイン社を起こした経緯などを語ってくれた。 当日、会場を訪れた人のなかにはジウジアーロ氏のファンだけでなく、同氏がデザインを手掛けたモデルを愛車にしている人も来場していたのだろう。「ジウジアーロ氏の生の声を聞き、同じ空間に居る」ことへの充足感・満足感に浸っている人も見受けられた。 ■今回も見みどころ満載だった企画展 ジウジアーロ氏の来日にあわせて、Giorgetto Giugiaro展「世界を変えたマエストロ」と題して、同氏が手掛けた10台の名車が展示されたほか、THE GOLDEN AGE OF RALLY IN JAPAN <歴史を飾ったラリーカー展示>のテーマに沿って6台の懐かしいラリーカーがずらりと並ぶ姿は壮観のひとことだ。 ●Giorgetto Giugiaro展「世界を変えたマエストロ」展示車輌 ・アルファ ロメオ ジュリア スプリント GT ・マセラティ メラク SS ・フォルクスワーゲン ゴルフ ・BMW M1 ・いすゞ アアッソ ディ フィオーリ ・ランチア デルタ ・フィアット パンダ ・DMC デロリアン ・イタルデザイン アズテック ・バンディーニ ドーラ ●THE GOLDEN AGE OF RALLY IN JAPAN <歴史を飾ったラリーカー展示> ・フィアット X1/9 アバルト  プロトティーポ ・BMC ミニ クーパーS ・ランチア ストラトス HF ・フィアット アバルト 131 ラリー ・ルノー サンク ターボ ・アウディ クワトロ 各国産車メーカーも、トヨタは歴代スープラを中心に、第28回東京モーターショー出展車両として当時注目を集めた「4500GT」を展示。そしてホンダは歴代プレリュードを展示。 またマツダは「MAZDA DESIGN STORY “心を揺さぶる、モノづくりへの追求”」のテーマとともに、若きジウジアーロ氏がベルトーネ社に在籍中に手掛けた初代ルーチェのプロトタイプをはじめ、ユーノス500や過去の東京モーターショーに出展したコンセプトカーを軸に展示。三菱は「時代を切り拓いてきた名車たち」のテーマを掲げ、東京モーターショー出展車「HSR-II」をはじめとする懐かしいモデルを展示した。... ...続きを読む
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