
『「死」を読み解き「生」を守る すごい法医学』は、千葉大学教授で法医学者の岩瀬博太郎氏が、死因究明の現場から日常に潜む危険と命を守るための知恵を解説する一冊として、2026年11月11日(水)に発売されます。
法医学の視点から日常の「死」を見つめ直す
本書は、数々の事件や災害の死因究明に携わってきた専門家が、法医学の知見を通して「生」を守るための知識を説く書籍です。地下鉄サリン事件での代謝物検出や、CTを用いた死後画像診断の導入など、日本の死因究明制度の発展に貢献してきた著者が、過去の死から学び日常の危うさに気づく重要性を伝えます。死を生活の外側へ追いやるのではなく、法医学の視点から捉え直すことで、自分や大切な人の命を守るための安全な日常を再構築することを目的としています。書籍概要
タイトル:「死」を読み解き「生」を守る すごい法医学著者:岩瀬 博太郎
ページ数:224ページ
価格:1,760円(税込)
奥付発行日:2026年11月16日
ISBN:978-4-86667-821-4
※価格は発売時点の予定価格です。変更となる場合があります。
ドラマとは異なる法医学のリアル
本書では、世間に広まる「死」に関する誤解についても解き明かしています。例えば、ドラマで描かれるようなピンポイントでの死亡時刻の断定は、現実の法医学では不可能であると指摘しています。直腸温や死斑などの指標には幅があり、正確性を期すほどに時間帯としての幅が広がるのが科学的な実態です。また「急性心不全」という言葉についても、死因が特定できない場合の便宜的な表現として使われてきた歴史を解説し、その報道の裏に事件や事故の見逃しリスクが潜んでいる可能性に警鐘を鳴らしています。日常に潜むリスクへの警鐘
著者は、走行中のリクライニングシートがもたらす危険性など、身近な行動に伴うリスクについても具体的に言及しています。シートベルトが本来の役割を果たせなくなる姿勢は、衝突事故の際に頸椎損傷などの重大な結果を招く恐れがあります。本書はこうした日常的な知識を深めることで、より安全な毎日を過ごすための手がかりを提案しています。関連リンク
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