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神奈川県住宅供給公社が本社ビルをエコクオリティ高くリニューアル


神奈川県住宅供給公社の本社ビルが「人にやさしく、環境に配慮」をコンセプトにリニューアルされました。このリニューアルでは、エネルギー消費量削減や事業継続性を意識し、既存建物を活用する形で進められ、年間約300トンのCO2削減を実現します。具体的な施策には、窓ガラスの交換やLED照明の導入、EV充電器の設置が含まれます。また、地域活性化を目的とした新たな情報発信拠点「Kosha33」が設置され、起業家支援や地域イベントが行われます。これにより、公社ビルはエコロジーと利便性を兼ね備えた重要な公共施設として役割を果たしていく予定です。

神奈川県住宅供給公社の本社ビルが、エコクオリティを最大限に活かしたリニューアルを完了しました。

概要

所在地:神奈川県横浜市中区日本大通33番地
構造規模:鉄骨鉄筋コンクリート造、地下1階・地上11階
延床面積:10,362.918m2
設計・工事監理及び施工:竹中・馬淵・小俣・梓・金子共同企業体
URL:https://www.kanagawa-jk.or.jp/

リニューアルポイント

本リニューアルでは、「人にやさしく、環境に配慮」というコンセプトの元、エネルギー消費量の削減や災害発生時の事業継続を念頭に置いた取り組みが行われた。また、「Kosha33」と呼ばれる新たな情報発信拠点が設けられ、地域活性化にも寄与する。

省エネ・エコ対策

既存建物を最大限に活用し、大量の建築廃材を放出するスクラップ&ビルドの手法を避けたリニューアルが施されました。エネルギー消費量の削減、年間約300t-CO2の削減を実現するための数々の取り組みが盛り込まれています。具体的には、窓ガラスの交換、館内各所の照明をLED照明への更新など。また、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、EV自動車充電器の設置なども行われました。

情報発信拠点「Kosha33」

情報発信や地域活性化をおこなう「Kosha33」が新たに設けられました。「Kosha33」は公社ビル1・2階に設けられ、多様な機能を備えています。ここで起業家支援や地域活性化のイベント、研究・調査などを行っていきます。関連するWebサイトはこちら。「Kosha33ジャーナル」 https://www.kosha33.com/
Instagram「Kosha33ジャーナル」 https://www.instagram.com/kosha33_journal/
公社ビルは日本初の本格的西洋式街路である日本大通りに位置し、パブリックな役割を担っています。

まとめ

神奈川県住宅供給公社の本社ビルが大規模にリニューアルされ、エコロジーと利便性を重視した空間となりました。既存建物を活用しつつ、省エネ・エコ対策を備えるとともに、情報発信拠点「Kosha33」の設置により、地域に対しても貢献していく予定です。
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