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木の可能性を再発見「WOOD DESIGN EXPERIENCE」【前編】


木を使って社会課題の解決を目指す一般社団法人日本ウッドデザイン協会は、林野庁の補助事業として、イベント「WOOD DESIGN EXPERIENCE」を開催しました。

スギやヒノキを使ったさまざまな商品の展示や体験プログラムを通して、木材の利用や森林を維持することの大切さを伝えています。6月の東京会場に続き、7月に行われた名古屋会場での展示を取材しました。

木に触れて・感じて・体験するイベント

名古屋駅にある商業施設「KITTE」で開催されたWOOD DESIGN EXPERIENCE。
吹き抜けになった開放的なアトリウムに、杉材で作られた展示空間が出現しました。 日本では、戦後に植えられた木材の樹齢が高くなり、伐採・利用に適した時期を迎えているそう。
イベントでは、そんな木材の利活用方法と、次世代へ向けた森林づくりを提案しています。

展示空間に使われているのも、日本各地の木材。
「都市のビルに里山がやってくる」をテーマにした空間は、木の香りが漂いどこかホッとできるような雰囲気でした。 展示にはレンタル製品を使い、イベント終了後には公共施設の家具として再利用することで、ゴミを出さない展示のスタイルを提案しています。

多様な木の活用方法

遊び・木育

会場には、木を使ったさまざまな製品が、分野ごとに展示されていました。
「Education」には、スギやヒノキでできたおもちゃが。なめらかな質感で、子どもにも安心して遊んでもらえそうです。

食・暮らし

「Shop &Eat」では、木製のワイングラスやストローなど、食に関するアイテムが並びます。
木製の食器は、自然に優しいだけでなく食卓をおしゃれに演出してくれそうです。

中でも筆者が驚いたのは、木製の冷凍ご飯用保存容器。
木でできているのに、冷凍も電子レンジも対応しています。ヒノキのもつ調湿機能で、冷凍ご飯をふっくらと温めてくれるそう。

オフィス・仕事

「Office」で展示されたのは、オフィス向けの家具や小物。
システム手帳やマスクケースは、国産スギ材を曲がるように特殊加工して作られたそう。まるで革のように滑らかな質感からは、日本の木材加工技術の高さがうかがえます。

さらに、スギの皮から作られたインクと、木製つけペンのセットも。
インクは、製材の時に捨てられていた樹皮をアップサイクルしたものです。ギフトとして贈っても、喜ばれそうなアイテムですね。

木製の楽器も

さらに、木製のドラムやギターなども展示されていました。
こちらはすべて、石川県の県木である「能登ヒバ」と呼ばれる木で作られています。 木材の幅広い用途と、木の魅力を改めて知ることができる展示でした。
文具や食器など、生活に取り入れやすいアイテムも多く、木材を身近に感じる機会にもなりそうです。

「少花粉スギ」で花粉症対策

会場には、ところどころに少花粉スギの苗木が置かれていました。
少花粉スギは、一般的な品種の1%以下の花粉しか出ないそうです。いま、森林に生えているスギの木を伐採して木材として利用し、新たに少花粉スギの苗木を植えることで、花粉症対策につながることが期待されています。

成長や形質も従来の品質に劣らず、森林整備や木材としての利用にも問題ないと言われています。
生産技術も確立しており、スギの苗木の5割は少花粉スギになっているのだとか。 少花粉スギがたくさん植樹されれば、将来は花粉症に悩む人が減るかもしれません。そのためには、今あるスギの木を積極的に利用・消費することが大切なのですね。

続きは後編に続きます。

The post 木の可能性を再発見「WOOD DESIGN EXPERIENCE」【前編】 first appeared on PiasoN-ピアソン-.

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