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エスビー食品のアップサイクル商品 もったいないから生まれた『本鶏だし』のお味は…!?


エスビー食品は、アップサイクルへの取り組みとして2024年2月に「本鶏だし」を発売しました。この商品は親鶏の捨てられていた部位を使用し、濃厚で旨みのある鶏白湯ベースの出汁に仕上げています。特徴として、国産の鶏素材のみを使用し、他の添加物を一切使用していない点が挙げられます。この製品は一般消費者向けとして、都市型マルシェで試食会が行われ、好評を得ました。「本鶏だし」はスープやカレー、親子丼、チャーハンなど、様々な料理に使用可能で、通販サイトにて購入できます。

いかに環境に優しく暮らしていけるかが問われている昨今、本来は廃棄される予定だった製品や素材にひと工夫を加え、新たな付加価値を与える“アップサイクル“に注目が集まっています。今回は、スパイスやカレーなどでおなじみのエスビー食品がアップサイクル商品「本鶏だし」のイベントを実施するとのこと。いったいどんなお味なのか。実食してきました!

エスビー食品が挑む、アップサイクルへの新たな一歩

エスビー食品では、アップサイクル商品の第 1 弾として、鶏白湯ベース「本鶏だし」を 2024 年2月に発売しました。いったいどのような経緯で開発に至ったのでしょうか。マーケティング企画室 本鶏だし商品担当の清水健児さんにお聞きしました。
「実は、開発から商品化までには5年もの歳月がかかりました。レトルト食品の素材を加工する工場に通う日々の中で、商品として活かされていない、親鶏の部位が多いことに気がついたことがきっかけになり、『もったいない! 何かに再利用できないか』と着想に至りました」

とろみのある液体状で販売されている

商品化には、苦戦した点もあったといいます。
「そもそも親鶏とは、その名の通り産卵を経験している鶏のことで、一般的な若鶏よりも飼育日数が長く、身がしまり程よい歯ごたえと凝縮された旨みとコクが噛むほどにあふれ出す美味しさが魅力の素材です。しかしながら、捨てられてしまう部位や、食用には活用しがたい食感の部位、食肉加工で余剰となった部位などが有効活用しきれていない現状があるんです。
そこで本商品では、親鶏の丸鶏、鶏がら、鶏足(もみじ)、そのほかひき肉加工において出た骨や筋・肉をブレンドし、加圧・常圧・減圧の3段圧力加熱製法で丹念に煮込み、その美味しさを最大限に引き出した絶品だしの商品化に至りました。とくにこだわったのはブレンド比率。濃厚で且つ臭みが出ないような比率の研究にも時間をかけてこだわりました」使用する鶏素材はすべて国産。原材料は鶏素材のみで、他に一切使用されていないとのこと。さらに栄養素やお味もお墨付きだといいます。
「ラーメン店や和食の店主など、さまざな飲食業界の方からも『雑味のないシンプルな味わいが美味しい』『ぜひうちの店でも取り入れることを検討したい』とのお褒めの言葉を多くいただいております。栄養素としても、コラーゲンが100gあたり10,500mgとかなり豊富。健康意識の高い方にもぜひ手に取ってもらいたい商品となっています」

「本鶏だし」を使ったスープのお味は……?

11月9日(土)、10日(日)に月島第二児童公園で行われた都市型マルシェ「太陽のマルシェ」にて、この「本鶏だし」を使ったスープの試食会が開催されました。
「公式通販サイトで販売している「本鶏だし」のイベントとして、今回、太陽のマルシェで初めて一般の方向けに試食を実施しました。マルシェで「良い食材を買おう」と思っている、食感度の高いお客様が多い印象で、小さなお子さま連れのご家族や年配の方など、多くの方に立ち寄っていただきました。本鶏だしの美味しさに感動してくれている姿が多く見られたのが嬉しい限りです。」
今回の試食では2日間で合計1,800食以上のスープが提供されたとのこと。

手応えは上々のよう。実際に立ち寄った人の試食の感想を聞いてみると、「原材料が鶏だけって安心だね」「おいしい!飲みやすい!」といった満足げな声が交わされていました。
とはいえ、アップサイクル商品でつくったスープは、果たして本当に美味しいのか。ナイスコレクション記者も実食させていただきました。

まずいただいたのは、「本鶏だし」を使った「濃厚鶏だしスープ」。「本鶏だし」に塩ひとつまみを加えただけとのことですが……。
たったそれだけの工程でできたとは思えないほどのとろみがあるうえ、鶏感がしっかりと濃いめに出ていて体にもよさそうなお味。有名ラーメン店のスープの味も再現できそうな濃厚さ。さらに今回はもうひとつ、「本鶏だしでつくる 濃厚ミネストローネ」もいただきました。

トマトの旨みが効いたミネストローネとしてしっかり完成されていますが、どこかに鶏だしの独特の風味が香ってきて、これまた美味。ふだんの料理のだしを本商品に変えるだけで、ワンランク上の深みが漂うお味になるのはかなりよさそうです。
マーケティング企画室所属の商品担当の清水さんによると、ほかにも親鶏の濃厚な美味しさがある本鶏だしはスープやお鍋だけでなく、カレーや親子丼、チャーハンなどさまざまなジャンルの料理にも手軽に使えるそう。
環境にも体にも優しく作り込まれた「本鶏だし」。ぜひ一度調理に取り入れて、その味を実感してほしいと思います。

アップサイクル商品「本鶏だし」について

エスビー食品では、アップサイクル事業として商品の製造過程で有効に活用しきれていない鶏の部位を使用し、丹念に煮込むことで濃厚な味わいと旨みを引き出した鶏白湯ベース「本鶏だし」を2024年2月に発売。親鶏の濃厚な美味しさがある本鶏だしはスープやお鍋だけでなく、カレーや親子丼、チャーハンなどさまざまなジャンルの料理に手軽にお使いいただけます。
通販サイトにて、100g×8袋入りのセットが2,160円(税込)で販売中。
通販サイトではおすすめレシピも公開中です。

●本鶏だしの購入はこちらから
エスビー食品公式通販 お届けサイトhttps://www.sbfoods.co.jp/products/detail/18132.html  

エスビー食品公式 楽天市場店
https://item.rakuten.co.jp/e-sbfoods/18132/

エスビー食品公式 Yahoo!店
https://store.shopping.yahoo.co.jp/e-sbfoods/18132.html

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