すっぴんになってため息がでてしまう一つの理由にニキビ跡があります。つるつるで陶器のような美肌になりたいのに、赤くなったり凸凹だったりするニキビ痕がどうしても気になってしまいます!メイクを塗りたくって隠したいけれど、これだと肌に負担をかけてさらに悪循環に…。今回はニキビ跡を悪化させずに、でもキレイにカバーする秘訣をご紹介します。
ニキビ跡カバーに揃えたいコスメアイテムは?
ニキビ跡はすでに炎症がおさまってはいるものの、肌バリアが弱まっており、刺激に弱い状態にあります。その状態で刺激物の強いコスメを重ね塗りし、炎症部分に刺激を与えるのはNG。
肌に優しいものを選ぶことが大前提です。エタノールなどのアルコールの入っていないもの、刺激物が少ないもの、またニキビ肌にも使える薬用のコスメを選ぶと良いでしょう。
ニキビ跡に使うコスメを選ぶ条件は?
●油分が少ないもの
●天然成分で作られ、配合されているケミカルなものが少ないもの
●美容成分、保湿成分が含まれているもの
●エタノールなど、肌に刺激を与えるアルコール成分が含まれていないもの
ニキビ跡を隠すために使えるアイテムは?
●化粧下地…カラーコントロール、凸凹をなめらかに
●コンシーラー…下地で消えないニキビ跡をピンポイントでカバー
●ファンデーション…サラッと透明感のある肌に仕上げ、合わせて血色のよい肌色に調整
1つずつ使い方を勉強していきましょう。
①化粧下地で赤みニキビをカバー
膿を含んだり、じゅくじゅくしているニキビが治っても、肌はまだ赤いままかもしれません。これはまだ肌が少なからず炎症を起こしている証拠。
まずは炎症を抑える成分が入った化粧水でしっかり保湿し、炎症を沈静化させましょう。
続いて赤みのあるニキビ跡をカバーするために使えるのが下地による「カラーコントロール」です。 気になる肌色をカバーするために、反対色の下地を使って色素をコントロールすることが出来ます。
例えば炎症して赤く火照ったようは肌には緑の下地がおすすめ。
赤色を打消し、キレイな肌色に調整することが出来ます。
下地はカラーコントロール効果の他に、凸凹になってしまったクレーターのような肌を滑らかでツルッとした卵肌にようにみせてくれる効果もあります。
特にニキビ跡におすすめの化粧下地は、油分少なめで、美容成分や保湿成分が含まれているもの。
使いながら肌ケアできるなんていいですよね。
顔全体に薄く塗り、首との境目が目立たないようパフ、もしくはブラシでぼかしながら塗りましょう。
②スティックコンシーラーでピンポイントにニキビ跡を消して
下地でもキレイにカバーしきれない場合は、スティックコンシーラーでニキビ跡を目立たないようにカバーします。隠したいニキビ跡より一回り大きく、丸を描くように塗り、指の腹でポンポンと馴染ませていきます。
コンシーラーは大変有効ですが、油分が多いため肌に多少の負担をかけてしまいます。どうしても隠したいというところにだけピンポイントで塗る様にしましょう。
またパラベンフリーなど肌に優しいものを選ぶようにするのも大切です。
③ミネラルファンデーションで仕上げよう
ミネラルファンデーションとは、天然のミネラルを主成分にした、肌に優しいファンデーションです。
油分が含まれていなかったり、少量におさえてあるため、クレンジング剤不要で、石鹸だけで落とせられるのが魅力です。
このミネラルファンデーションで最後の仕上げをしましょう。
肌に刺激を過度に与えないためにも、ブラシでさっと薄塗ります。
プレストファンデーションにブラシをくるくると擦り、少量のファンデーションをつけたら、顔全体を覆うようにオンしましょう。
化粧してもなかなか消しきれないニキビ跡。ポイントを押さえれば、厚塗りして肌に負担をかけなくても、ちゃんと跡を消すことが可能です。でも最重要なのは、メイクしながらニキビをきっちり治すことと、ニキビを作らないこと。カバー方法もマスターしながら、使用するコスメにも気を配るようにしましょう。
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