無料のアップグレードキャンペーンが大々的に開催中で、世界で3億台を超えるデバイスで使用されているというWindows 10。インストールしたはいいものの、今までに利用していたバージョンのWindowsと操作が異なりまだなじめないという人も多いのではないでしょうか。ここでは、Windows 10を使う上で知っておくと役立つテクニックを紹介していきます。
今回紹介するのは、Windows 10で標準のブラウザとして初期状態で設定されているブラウザ「Edge」の検索エンジンを変更する方法。通常、Edgeのアドレスバーなどで検索を行うと、マイクロソフトの検索サイト“Bing”で検索を行った結果が表示されることになりますが、検索はGoogleで行いたいといった場合に覚えておくと役立ちます。また、既定のブラウザ自体を「Chrome」に変更してGoogle検索を利用する方法も併せて紹介するので参考にすれば今までと変わらない環境で、Wondows 10でもWeb検索を行うことができるでしょう。
※本記事では「Microsoft Windows 10 Pro」を例にしております。
標準で設定されているブラウザ「Edge」の検索エンジンを変更する
▲初期状態では、Edgeでの検索ではBingを利用することになります。検索エンジンを使いなれたGoogleにするには、設定の変更が必要。
▲設定変更の前に、EdgeでGoogleに一度アクセスしておくのがポイント。忘れず訪問しておきましょう。
▲Googleを訪れたら設定変更を行います。Edgeの右上にある「…」をクリックし、表示されたメニューから「設定」を選択。
▲メニューを下にスクロールさせ、「詳細設定」をクリック。「アドレスバーでの検索時に使う検索プロバイダー」の下にある「変更」をクリックします。
▲「Google検索(自動検出)」を選択し、「既定に設定」をクリックすれば検索エンジンの変更は完了。アドレスバーにキーワードを入力して検索を行うと、Googleで検索を行った結果が表示されるようになります。
既定のブラウザを「Chrome」に変更する
▲以前のWindows環境でChromeを使っていたようなら、既定のブラウザを変更することでGoogle検索を利用しやすくなります。設定を変更するには「スタート」ボタンをクリックして表示されたメニューから「設定」を選択。
▲「システム」を選択し、メニュー一覧から「既定のアプリ」を選択します。
▲「Webブラウザ」の項をクリックして「アプリを選ぶ」の一覧から「Google Chrome」を選択すれば既定のブラウザ変更は完了です。既定のブラウザとして設定するためには、あらかじめChromeをインストールしておく必要があるのでお忘れなく。