Amazonは2023年8月24日より、Amazonプライム会費、Praime Student会費を改定すると発表しました。
月会費、年会費の各支払いプランが2023年9月24日請求分から改定後金額に変更になります。
これまで、長らく改定を行わずにサービス展開を継続してきたAmazonプライムもついに値上げ改定のメスが入りました。
ここでは、「Amazonプライム会費の値上げの概要」と「10月開催のAmazonプライム会員向けセール」について紹介します。
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Amazonプライム会員特典
会員特典として、
・ 買い物時の配送特典「お急ぎ便」
・ お届け日時指定便
・ プライム会員限定セール「プライムデー」
・ 映像配信サービス「Prime Video」
・ 音楽配信サービス「Amazon Music Prime」
・ 電子書籍読み放題サービス「Prime Reading」
などさまざまなサービスが利用できます。
Amazonプライム変更後価格
・ 年会費
税込4900円 → 税込5,900円（+1,000円値上げ）
・ 月会費
税込500円 → 税込600円（+100円値上げ）
・ 注意点
2023年8月24日以降に会費プランを変更する場合は、改定後金額の会費が適応されます。
そのため、月会費から月会費に変更を検討中の場合は、8月23日までに変更を済ませておけば変更前金額が適応されます。
Praime Student会費も会費変更
Amazonプライムの学生向け会員プログラム「Praime Student」も改定となります。
・年会費
税込2,450円 → 税込2,950円（+500円値上げ）
・月会費
税込250円 → 税込300円（+100円値上げ）
10月開催のAmazonプライム会員向けセールが日本も対象に
新たにAmazonプライム会員向けのセールを10月に開催すると米アマゾン・ドット・コムが発表しました。
アメリカ名称では「プライム・ビッグ・ディール・デイズ」という10月にアメリカなど19か国で開催されるセールで、今回は日本も対象となる模様です。
日本では「プライム感謝祭」という名称で実施される以外、具体的な内容や時期などのセール情報は発表されていないものの、日本でプライム会員向けの特売を年に2回実施するのは、初めての試みとなります。
「Amazonプライム」会費値上げの理由
「Amazonプライム」会費値上げ理由の詳細については、明確に発送はされていませんが、2019年4月以来4年ぶりの改定となり、いよいよ物価上昇の波をAmazonに来たという印象です。
物流業界では、人手不足や輸送量減少の影響から「2024年問題」の影響も危惧されており、社会情勢を考えると致し方ないといえます。
Amazon今後の動向
アマゾンジャパンは「価格変更後も、プライム関連プログラムの充実、デジタルコンテンツのセレクション拡大、配送スピードの向上、満足いただけるプライム会員限定セールの提供を目指す」と発表しました。
そして、今回は会費値下げと合わせて、今年より10月に「プライム感謝祭」という有料会員向けセールも併せて発表もしました。
Amazonも、他の国内ポイントサービスと同様に、今後は有料顧客と無料顧客の差別化を図っていく動きが予想できます。
「Amazonプライム」会費値上げまとめ
「お急ぎ便」など買い物時の配送特典の利便性はもちろんですが、映像配信のサブスクリプションサービスの中で、低価格帯といえば「Amazonプライム」と言われるほど、コスパでは定評のあったサービスだっただけに衝撃は大きいです。
値上げ金額がさほど大きくなったので、この改定であえて他サービスへの乗り換えはしなくてもよい範囲だと考えます。
Amazonのサービスは、サービスごとにポイント付与率を調整したりせずに、サービスの掛け合わせで付与率が変わるなどがありません。
会費とAmazon利用時ポイントだけで管理されたシンプルさがメリットでもあります。
会費だけ管理しておけば、ポイント情報に振り回されることもないので、その会員側の管理コストを考えると、今回の値上げがあったとしても、「Amazonプライム」は利用しやすいサービスといえます。（執筆者： 太田 玲世）
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