盆休みや9月のシルバーウィークを控え、海外への長期旅行を密かに計画しているあなた。チケットの手配やスケジューリングに目が行きがちですが、旅の良し悪しを大きく左右するのは、実はキャリーバッグなのではないでしょうか?
そこで、仕事柄、日頃より海外出張に飛び回るGO OUTではおなじみの3人に、実際に使用しているキャリーバッグについて聞いてみました。三者三様のモデルケースをお届け!
アールディーズ ターザンAQZAWAさんの、7泊8日の旅バッグ。
多様なパターンやカラーリングの生地を複雑に絡み合わせるクリエイションが特徴のALDIES(アールディーズ)デザイナー・ターザンAQZAWAさん。ちょうど展示会でNYから帰ってきたばかりということで、その際に使っていたキャリーバッグを見せてもらいました。中国への出張が多いとのことで、中国で買い集めたさまざまなブランドのブートワッペンが全面に貼りつけられています。
【着用アイテム】
Tシャツ¥5940(ELDORESO)、ショートパンツ¥15984(ALDIES)、キャップ¥4860(ALDIES)、スニーカー 私物(asics)、キャリーバッグ 私物(patagonia)
脅威の収容力に、”らしい”柄モノがぎっしり
パタゴニア フリーウィーラーマックス 123L
ターザンAQZAWAさんが10年以上使っているのが、123リットルという脅威の収容力を持つpatagoniaの「FREEWHEELER MAX 123L」。ウィールが大きめでタフなところも、大きな魅力です。
「毎月中国に出張に行くのですが、大体いつも5キロくらいの距離をキャリーバッグを提げて歩きます。それでも、全然壊れないですからね」
「大きくふたつに分かれたコンパートメントがとにかく規格外の容量で、荷物をこれでもかと詰め込めます。海外出張の際は、商品サンプルだったり、なにかと荷物が多いので助かります。ただし大ぶりな分、空の状態でも5kg近くあるから重量には気を遣いますね。いつも計量用のスケールをキャリーバッグに入れて行くんです」
ランニング用のウェアやシューズもパッキングされているのは、ここ最近、フルマラソン出場も兼ねての海外旅行も多いからなのだとか。
ちなみに、ド派手でかっこいい面構え(もちろんワッペンありきですが)にすっかり感化され、欲しい!とネットで探してみましたが、どうにも見つからず。どうやら、すでに廃盤になってしまっているモデルのようです……!
2泊3日の短期旅行には、機動力高めのバックパックで。
アールディーズ ビッグパック ¥29700
「2泊3日など、短期の旅行にはALDIESの『Big Pack』を背負っていきます。10年間くらいつくり続けてる定番で、ポイントは、前ポケットを取り外すと小さめのリュックサックとして使えること。本体はホテルに置いて、そっちで機動部隊的に出かけることができて便利です」
※アールディーズ オンラインショップはこちら!https://aldies.shop-pro.jp
ターザンAQZAWAさんが次に狙うは、ザ・ノース・フェイスの四つ足
ザ・ノース・フェイス シャトル4ウィーラー 43L ¥37800
ターザンAQZAWAさんが次に狙うキャリーバッグとして気になっているのは、THE NORTH FACEの「Shuttle 4Wheeler 43L」。軽量かつ強度の高い1050デニールコーデュラバリスティックナイロンが使用された、ソフトながらしっかりと形状維持されるモデルです。
「いま使ってるキャリーバッグが大容量は叶えてくれてるので、次に買うなら、もう少し小さめがよくて。かつ、結局はウィールが4つ付いてるものがラクだな、と。ただ、ソフトタイプのものは意外と少ないので、これがまさにドンピシャなんです!」
あえてソフトキャリーを選びたくなる!
ターザンAQZAWAさんのキャラがそのまま表れたような、ワッペンつけ放題でチューンナップされたキャリーバッグを前にすると、主流のハードケースよりも断然気になってしまいますね。そのうえ、タフ&収容力抜群で使い勝手もよしとなれば、もう選ばない手はない!
次回は、and wander(アンドワンダー)デザイナー・池内啓太さんに登場していただきます。