「GO OUT JAMBOREE 2018」でキャンプなクルマをスナップ! 雨の降る会場で見つけた、悪路でも頼れるタフさと、フィールドに映えるルックスを兼ね備えたGO OUTキャンパーたちの愛車を3回に分けてご紹介します。
第3弾となる今回は、レトロな雰囲気ただよう往年の名車や、よりアクティブな仕様にカスタムされたものなど、見応えのあるクルマが揃っています。
第1弾、第2弾は以下をチェック!
味わい深い昭和のミニバン。第一次RVブームの陰の主役!
TOYOTA/マスターエース
OWNER:bbksk
昭和レトロなムードが漂うこちらのモデルは、20系タウンエースの兄弟車で、当時のミニバン&商用車のミドルクラスを担った「マスターエース・サーフ(85年式/ツインムーンルーフ付)」。
bbksk さんは“かご型”のルーフキャリアにウッドプレートを備え、80年代のRVブームを再現。ラゲッジには自作のウッドテーブルを置いて、収納スペースを縦に分割。そのテーブル下には薪を積んでいるそうで、ただの移動手段としてだけでなく、キャンプ向けに有効活用している様子。
ライトゴールドのボディやワイン系のインテリア、四角い穴のホイールなど今のモデルにはないスタイリングは会場でも注目を集めていました!
タフ&ビッグなピックアップ! 男心をわしづかみにするカスタムの数々。
TOYOTA/ハイラックス
OWNER:katsu.0822
注目のピックアップトラック、ハイラックスの魅力をさらに引き立たせるカスタマイズを施したオーナー。
上級グレードのZをベースに屈強な鉄材でキャリア、ロールバー、サイドステップ、ハシゴをワンオフ製作し、ちょっとやそっとの衝撃ではキズひとつつかない“最強”と謳われるラインエックス塗装でフィニッシュ! 白ボディに黒のオーバーフェンダーもメリハリが効いている。
「車両を買った時からこの形にする計画を立てていました。その分、納期はかなり伸びましたけど……。大満足の完成度です!」とご満悦。
以前はディーゼル仕様のハイエースやランクルプラドを乗り継いできたというオーナーは「やっぱりディーゼルの乗り味は良いですね! 低速からトルク感があって荒れ地も突っ込んでいけるし、アウトドアに向いています。基本的に日本車が好きなのですが、この車は迫力のあるビッグサイズで気に入っています!」。
年に20回以上キャンプに赴き、ソロでもたくさんの荷物を持ち込むオーナーにぴったりの車両なのだ。
レトロ感たっぷりの商用車をファッショナブルにアレンジ。
MITSUBISHI/デリカスターワゴン
OWNER:エツ
パジェロと双璧をなす三菱ロングセラーのデリカ。こちらは2代目スターワゴン(1993年式)をベースに大胆なドレスアップが図られている。
フェイスとリヤゲートをデリカバン用に入れ替え、エンブレムやリリフレクター、バンパーなどを取り外してスムージングした後にサンドカーキにオールペン。
無骨な印象を持たせつつ、ホイール変更&リフトアップすることで走破性を向上させている。
2017年の秋に購入したオーナーいわく「今後はこのような旧車に乗る機会がなさそうなので、今のタイミングで買いました」と5年付き添ったカングーから思い切って乗り換え。古いモデルゆえに車幅はスリムだから“細い路地も走りやすいですね”とコメント。
質実剛健のチョイスが光る、フルオリジナルのランクル60。
TOYOTA/ランドクルーザー
OWNER:OKUNO
角張ったボディがファッションユーザーからの人気を呼び、今なお多くのファンが存在するランクル60。こちらはワイルドな印象の後期型、角目4灯モデル。純正のブルーカラーがこれまたシブい!
カスタムコンプリートも数多く制作される昨今、オリジナルをさらりと乗りこなすオーナー(写真中央)に感服です!
また、キャンプ用ギアもタフなものを中心にハイエンドなアイテムを揃えており、愛車やウエアも含めて、玄人のオーラーがムンムン!!
デイリーユースを中心に、たまのアウトドアなら必要十分なクラブマン。
BMW/MINIクラブマン
OWNER:toshihiro
2006年から9年に渡って発売された先代ミニクラブマン(ミニクーパー)。Toshihiroさんはお父さんから譲ってもらったものを大事に乗っている。
「SUVほど車高もないし、2ドアだから大人数でのレジャーには不向きですが、基本的に街乗りがメインですし、年に2~3回程度、少人数でのキャンプならそこまで不便はしていません」。
ちなみに、彼はGO OUTのイベントには初期から参戦している古参。大きめのスノーピークのテントでゆったりとくつろぐ姿が印象的でした。
トレーラーで積載力を大幅UP! ポップなドレスアップテクも見逃せない。
TOYOTA/FJクルーザー
OWNER:oname
ご存じFJクルーザーはアウトドアフリークから絶大な支持を得る一台だ。見た目もスタイリッシュだし、エンジン、シャーシともにランクルプラドと共通だから機動力も申し分なし!
魅力溢れる車両なのだが積載力にやや難あり……。
そこで、onameさんはヒッチメンバーを取り付けてトレーラーを連結し、大型のコンテナボックス4つを余裕で積めるほどの荷室を獲得している。
ドレスアップにも余念がなく、KMC製のロックスター3ホイールはボディに合わせてオレンジに、逆にルーフパネルやグリル、バンパーを黒に塗装して引き締まったスタイルに。キャリアにはLEDライトを備えてラリーテイストに仕上げているのもポイントだ。
Photo/Takuma Utoo、Yasuo Sato
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