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「ほりにし」を生んだあの会社が、“ヨシダソース”の国内展開に関わるらしい。


和歌山発のアウトドアショップ「Orange」の運営会社であり、キャンプ飯の定番スパイス「ほりにし」を手掛ける株式会社ミモナが、アメリカ発の甘辛バーベキューソース「ヨシダソース」の日本国内販売をサポートすることになりました。吉田潤喜氏が創業した「ヨシダソース」は、アメリカで長年親しまれており、今回ミモナとの提携により日本市場で再び展開されます。池田道夫氏(ミモナ代表)は吉田氏の理念に感銘を受け、この提携に至りました。日本でのファン作りを重視し、セレクトショップや飲食店を通じてゆっくりと浸透を図る予定です。数値目標よりも共感を大切にし、両者のプロダクトを楽しむ文化を創造したいと語っています。

キャンプ飯の定番スパイス「ほりにし」で知られる、和歌山発のアウトドアショップ「Orange」。その運営会社であるミモナが、アメリカ生まれの甘辛バーベキューソース「ヨシダソース」の日本国内販売をサポートすることになった。

意外なようで、どこか納得できるこの組み合わせ。都内某所で行われた説明会では、ヨシダソース創業者・吉田潤喜氏と、ミモナ代表・池田道夫氏が登壇。

終始和やかな雰囲気で語られた、今回の取り組みの背景には“伝える”ことへのこだわりが共通していた。

あの“Yoshida Sauce”が、日本でまた動き出す。

株式会社ミモナの池田氏とヨシダソースの吉田会長
「ヨシダソース」が日本で再始動。パートナーは「ほりにし」を生み出したミモナ。

アメリカでは世代を超えて食卓に並ぶ「Yoshida Sauce」。その創業者である吉田潤喜会長は、破天荒なエピソードとともにアメリカンドリームを体現した人物として知られている。

そのヨシダソースがいま、改めて日本市場での展開をスタートさせる。そのパートナーとなったのが、アウトドアスパイス「ほりにし」を手がける株式会社ミモナだ。

都内の某ホテルで開かれた会見では、吉田会長とミモナ代表・池田氏による軽快な掛け合いを交えながら、その想いが語られた。

“ほりにし”の会社がなぜ? その裏には、ちゃんと理由があった。

株式会社ミモナの池田氏
吉田会長との出会いを熱く語る池田氏。

出会いのきっかけは、池田氏が吉田会長の著書に感銘を受け、連絡を取ったことだった。

池田氏 「バーベキューといえば、僕の中ではアメリカ、そしてヨシダソース。そこから一方的にファンになって、本を読み込んで……そこで連絡させていただいたのが始まりです」

会長と初めて顔を合わせたその場で、「多分、池田くんと日本で商売すると思うわ」と感じたという吉田会長。

ヨシダソースの吉田会長
自身の苦労話も、豪快に笑い飛ばす吉田会長。

吉田会長 「ワシ、75歳でも決断は10秒以内や。昨年の3月に19歳の孫のひと言「おじいちゃんのYoshida Groupを継ぎたいです!」でアメリカ国内の販売権を北米ハインツ社から買収したんや。なぜか池田くんとは、直感で一緒に商売をする気がした

その後、池田氏がほりにしをアメリカにも展開したいと考えていたところに、吉田会長から「日本でヨシダソースを売ってみないか」という提案が。とんとん拍子にパートナーシップの話はまとまった。

そんな“直感の人”が池田氏と手を組んだのは、単なるノリではない。ほりにしというスパイスを、感度の高い層に向けて地道に広げ、カルチャーとして根付かせた手腕に惚れ込んでいたからだ。

スパイスとソース。並んだだけで、なんかワクワクする。

アウトドアショップOrangeのスパイス「ほりにし」とヨシダソースの「ヨシダソース
“食卓に楽しさを届ける”という想いでつながった2つの調味料。

壇上には、「ほりにし」と「Yoshida Sauce」が並べられた。

池田氏 「“ほりにし”も最初はセレクトショップやアウトドア系からスタートしました。それが、気がついたら実家の煮物にも使われてて(笑)」

ヨシダソースの「ヨシダソース
BBQの本場アメリカで、日本の味ながらNo1グルメソースとなった「ヨシダソース」。

吉田会長 「ヨシダソースは、“顔で売ってきた”ソースや。アメリカでは、着物にカウボーイハット、下駄で試食販売しまくって。一軒一軒スーパーをまわって、売り込んだんや。」

そんな2人のプロダクトは、見た目もストーリーもまったく違う。でも、“食卓に楽しさを届けたい”という想いは同じ。

池田氏 「この並びだけで、もう面白い。僕はこれを“文化”にしていきたいと思ってます」

まずは、日本で。ヨシダソースがどう広がっていくのかに注目。

株式会社ミモナの池田氏と吉田ソースの吉田会長
「まずはファン作りから」。数字ではなく共感を大切にする2人の姿勢が印象的だった。

今後の展開について聞かれると、池田氏は「最初から全国展開というよりは、まずはファン作りから」と語る。

アウトドアショップOrangeのスパイス「ほりにし」
複数のフレーバーに加え、様々なコラボアイテムも登場しているほりにし。

池田氏 「ほりにしがそうだったように、セレクトショップやライフスタイル系の雑貨屋、飲食店など、感度の高い場所から丁寧に広げていきたいと思っています。なかなか裾野の下から上に上げていくことって難しいので、吉田会長のファン、ヨシダソースのファンっていうのを作っていって自然と下に自然な流れで落ちていく、そういう形をつくって、ほりにしとシナジーが生まれるようなやり方ができるといいですね。」

今回のパートナーシップの思いを熱く語る池田氏。右端はほりにしの生みの親、堀西氏。

吉田会長 「売上目標とか、数字にとらわれるんじゃなくて、とにかく楽しんで、一生懸命やっていきたいね。楽しんで、吉田物語を届けてほしいってだけ。そうすることで、お客さんに喜んでもらえると思っているし、それがいちばんやから。」

池田氏 「そうですね、私も吉田会長に惹かれて、一緒にやれることがとにかく嬉しいので、とにかく楽しくやっていけたら嬉しいですね。」

吉田会長の信条「人儲け」。それは、ミモナの理念「喜笑天結」とも自然に重なっている。

“うまい話”は、まだ始まったばかり。

株式会社ミモナの池田氏とヨシダソースの吉田会長
お互いのリスペクトが伝わり、2人の熱が会場に広がっていく、そんな説明会だった。

今回の業務提携は、「吉田ソースの国内販売代理店にミモナが就任する」という形だ。

「“ほりにし”と“Yoshida Sauce”、この2つが並んでるだけでワクワクする」──会場のそんな空気感が印象的だった。

具体的な展開については、これからのお楽しみ。それでも、この2人が一緒に動き出したという事実だけでも、何かが起きそうな予感に満ちている。

これからどんな展開が待っているのか。引き続きミモナとヨシダソースから目が離せない。


(問) 株式会社ミモナ mimona.co.jp

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