アウトドア寝具の名ブランド「Therm-a-rest(サーマレスト)」が、現時点で究極と言えそうなシュラフを発売した。耐寒性能だけでなく、実際の使い勝手が追求されている。
センタージップでモードチェンジ。

ブースト650 ¥55000~61600
サーマレストの新シュラフは、同ブランドの技術の結晶。まず耐寒スペックを紹介すると、左がダウン量649gのヴァージョンで、リミット温度は-6℃。右はダウン量が401gで、リミット温度が0℃。
さてセンターには胸~足元にジッパーが走っている。これを開くことによって、どうなるかというと……。

マミー型だったフォルムが、封筒型に寄る。これにより「横向きに寝る」「脚を曲げて寝る」といった姿勢の自由度が高まるというわけだ。その分、耐寒温度は下がるが、ガチなアウトドアから車中泊のようなライトなシーンまで、幅広い用途に対応する。
この機構はただいま特許宿願中とのことだ。
腕だけを出すことも可能。

両サイドのファスナーにより、腕だけを出すことが可能。寝袋に入ったまま体を起こして何か作業をしてもいいし、本を読んだりスマホをいじってもいい。実際問題として「寝袋に入る→即就寝」ということは珍しいので、リアルな使い勝手が追求されている。
またベンチレーションとして、シュラフ内の温度調節にも活用できる。

シュラフ内にも小物を挿れるポケットが。スマホなどの機器は、低温によりバッテリーの保ちが悪くなるので、これは地味に便利なギミックだ。
購入は全国の取り扱い店舗、各ECサイトで。
(問)モチヅキ tel:0256-32-0819 www.e-mot.co.jp/therm-a-rest/
The post サーマレストの新作シュラフは、耐寒だけじゃない。特許構造で実用性マシマシな革新作! first appeared on GO OUT WEB.