GO OUTでもお馴染み外遊びの達人、焚き火マイスターの猪野正哉さんが、スパイスマスターの松倉広平さんとの共著で『焚き火メシの本』を刊行する。
本書のこだわりは、タイトルにもある通り、“料理”ではなく、“メシ”ってこと。そこには、細かい段取りや面倒な手順、料理の技術に関係なく、もっとラフに焚き火とご飯を楽しもうというテーマが込められている。
むしろ、どちらかとえば焚き火が主役。その延長で、ちょっとした飯を食べたいキャンパーに向けた、スキル不要のお手軽レシピが満載なのだ。
焼きマシュマロが、濃厚みたらし風味に。

例えば“焼いてかけるだけ”で完成する『醤油マシュマロ』。これは、マシュマロを焚き火で焼いて、醤油を吹きかけるだけで、みたらし風味になる魔法のような焚き火メシ。
普通の焼きマシュマロに飽きたヒトや、甘過ぎると感じていたヒトにこそ味わってほしい、オトナの焼きマシュマロだ。
ほりにしをぶっかけるだけの“焼き氷”とは?

焼くだけのレシピのなかには、なんと『焼き氷』まである。こちらは、氷を中華油切りで焼いて、ほりにしをかけるという大胆な料理。
もはや料理と呼んでいいのかもわからないが、実はアジアの屋台で存在しているメシだそう。
カボチャ×ハチミツで、極上スイーツ。

半分にカットしたカボチャの種をくり抜き、ハチミツを入れてアルミホイルにくるんで焚き火に投入。20分ほどかけてゆっくり焼き上げると、栗のような味わいの極上スイーツのできあがり。
『カボチャはちみつ』は、女性や子どもからもウケがようさそうな、モテ焚き火メシ。覚えておくとドヤ顔できるかも?
目からウロコなレシピが60品目も収録!

こうした目からウロコ的なレシピが満載なのは、料理本としては珍しくプロの料理人ではない2人がアイデアを出し合っているから。
猪野さんは、ご存知“焚き火の達人”であり、その相棒となる松倉さんは、大ヒットを記録している調味料「G飯の素」を開発した、味付けのスペシャリスト。
『焚き火メシの本』(猪野正哉、松倉広平 著) ¥1980
そんな2人がタッグを組んで生み出した“素材を焼くだけ”、“調味料をかけるだけ”、“混ぜて煮込むだけ”の、スキル不要レシピが60品目も収録されているのが、『焚き火メシの本』。
さらに「焚き火メシに最適な焚き火台の選び方」や、「面倒な後片付けもアイデア次第でラクになる」など、キャンパーなら刺さるコンテンツも目白押し!
「熾火まで待てないキャンパーに読んでほしい!」

焚き火にまつわる著書を何冊も出版している猪野さんも、本書のデキ栄えに関しては、かなり自信を持っている様子。
「まさか焚き火でのレシピ本を出版できるなんて、私もビックリしています。ただ、料理のプロではないので、大目に見ていただけると嬉しいです(笑)。
レシピ内容は至ってシンプルで、“小さじ一杯”とかそういう分量も記載ありません。キャンプでは適当なくらいが丁度よく、とりあえず焼いたり煮込んだりすれば、なんでも美味くなります。
炎の温度が安定しない焚き火は調理には不向きとされていますが、熾火になるまで待ってなんかいられないキャンパーに、ぜひ読んでもらいたいです。立ち昇る炎のなか、ガンガン調理していく『焚き火メシの本』は、後にも先にもない1冊に仕上がったと思っています!」
焚き火の楽しみ方が格段に広がる1冊。

『焚き火メシの本』は、4月17日(木)に刊行。全国書店、オンライン書店で注文することができる。
これ1冊あれば、焚き火の楽しみ方が格段に広がるだけでなく、キャンプシーンのインスタ映えも期待できるし、グルキャンの主役にもなれそうだ。焚き火メシのワイルドだけど奥深い世界をご堪能あれ。
『焚き火メシの本』
著者:猪野正哉、松倉広平
定価:¥1980
体裁:A5版 / 160ページ
発行:ライスパブリッシング
発売日:2025年4月17日
The post 男心を刺激する“焚き火メシ”が満載。「これ、やってみたい!」が詰まった、ノースキルのレシピ本が登場。 first appeared on GO OUT WEB.