湯船やサウナに入れば日頃の疲れを吹き飛ばしてくれ、さらにホッコリとしたキブンになってリフレッシュ。いつでも自分自身がリセットできる温浴施設にドハマりした、銭湯&サウナフリークにフォーカスする企画「入浴友の会」の第2回目を公開。
※これまでの「入浴友の会」記事はこちらから。
今回はアウトドアカメラマンとして活躍しつつ、「GOCAN SAUNA」というサウナチームを主宰する三國友哉さんが登場。これまで日本全国のサウナに特化した温浴施設を巡ったという氏。その中でも極上のサ室に触れられるという選りすぐりの5軒を教えてもらいました。
01. スゴイサウナ
高い湿度を楽しむマグマスパ式サウナ。
日本でも珍しい特殊な技術により、サウナルームの壁や座面に天然溶岩をレイアウト。マグマスパの技術を駆使することで、輻射熱が高められて効果的な発汗作用を生み出します。
「サウナでありながら岩盤浴の要素もある温浴施設です。高い湿度によって身体の芯からゆっくりと温まり、富士山の溶岩層を100年近くかけて濾過された柔軟水を使った水風呂にもこだわりを感じます」。
02. ビバークランド
五感をフルに刺激する薪タイプ。
一般的な銭湯のサウナは電気を使用するのが主流ながら、こちらはサ室の熱が均等に行き渡る薪タイプ。薪の燃える匂い、炎の揺らぎ、パチっと聞こえる音と、五感すべてを使ってサウナタイムを楽しめます。
「薪タイプのサウナはゆっくりと温度が上昇し、さらにサウナルームは広々としているのでリラックスした時間を過ごせます。ここは露天風呂の横で外気浴が楽しめる上、街のサウナらしく入りやすくてカジュアルな雰囲気。気軽に通えるうえ、格別な“ととのい”に誘ってくれます」。
03. サンボサウン
多国籍ムードが漂う異世界サウナ。
まるで洞窟のような形に土で作られた、日本でも数店舗というアースバックサウナが人気。井戸から組み上げた柔らかな水風呂は、一年を通して約14℃という長く浸かれる温度に。
「アースバックサウナは土に断熱と蓄熱効果があり、高い湿度を保って熱が徐々に感じられます。世界中を旅したオーナーが作り上げいるので、北欧・アジア・ヨーロッパと店内に異国情緒が散りばめられているのも面白いですね」。
04. サウナスペース湯治場
自然との一体感を奏で出す非日常。
フィンランドの伝統的なスモークサウナを採用。浅間山麓の湧き水を利用した水風呂は、冬は温かくて夏は冷たいという理想の温度をキープしています。
「標高1050mの場所にサウナルームがあるため、登山列車に乗って向かうワクワク感がたまりません。丸太を焼き付けたサ室は身体に優しく、それでいてパワフルに稼働するオリジナルのストーブはロウリュウをするとパンチの効いた熱気を放ちます。長野の自然と一体になれる外気浴もたまりません!!」。
05. 湯屋水禅-Luxury Sauna &Spa-
和の美しさをサウナルームに投影。
水前寺の老舗旅館「松屋本館」が手掛ける温浴施設。サウナルームに敷き詰められたヒノキにより、ロウリュウで木の香りが漂って自然のアロマが味わえます。阿蘇の伏流水を用いた水風呂は、身体を優しく包み込んで心地良さを演出。
「ヒノキを使ったサ室のほかに、茶室をイメージしたプライベートなサウナもオススメ。床に敷かれた畳の上でサウナが楽しめるなど、日本の美意識が行き届いています。時間を忘れてじっくりと過ごせる究極の温浴施設ですね」。
街の銭湯だけでなく、山の麓にあるサウナに完全プライベートの個室にと、三國さんが足繁く通う温浴施設は多彩な顔ぶれ。「サウナといっても色々なカテゴリーがあるので、ジブン好みの場所を見つけて欲しいですね。心も体もととのえば、気持ち良く毎日を過ごすことができますよ!!」。
Photo/Yuya Mikuni(スゴイサウナ)、各入浴施設提供
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