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リラックスしてまったりと過ごす時間。【チルアウト。なスタイル拝見】#1


ファッション・アクティビティ・カルチャーとさまざまなトレンドをキャッチしながらも、チカラをヌイてジブンの 好きなカンジを見つけてきたみなさんに通じるのは、「チルアウト」なキブンだったりするんじゃないでしょうか?

ということで、好きなものに囲まれて過ごすマイペースな居場所で、至福のリラックス&まったりタイムを満喫しているチルアウトな達人たちの、ちょうどいいカンジのライフスタイルや愛用品たちを拝見してまいりました。

【松尾さん】ソファでまったりお酒を嗜みながら、漫画やDVDを観ている時間が至福。

松尾 慧/TEENY RANCH PR・エディター

ティーニーランチでPR業務をこなしつつ、フリーのエディターとしても活躍。「2月にアイスランドに行ってきます」。ゴブリンミッドレイヤージャケット ¥30800/マムート、デニムパンツ/ネプラ

漫画や雑貨、DVDがあふれる、サブカルの森のような家に住んでいる 松尾さん。「外遊びもいいけど、インドアの遊びも大好き。ボクにとってのチルアウトは、お酒を飲みながら好きな漫画やDVDを観ている時間です」。定位置はリビングにあるソファ。あまりにも快適すぎて、そのまま寝てしまうことも。

近所にお出かけするときのワンマイルコーデは、機能性とファッション性を両立させながらも、リラックスできる着こなしが基本。「自転車に乗るので普段から動きやすい格好が多いけど、ワンマイルでは着心地を最重視」。ニットパーカ/シーピー カンパニー、ザックパンツⅣ ¥39600/アルク フェニックス

「むしろ漫画を読みながら寝落ちする瞬間こそ、最高のチルですよ(笑)」。そんななか、ずっと欲しかったという『水曜どうでしょう』のDVD全集を、ついにオトナ買い。この冬に、じっくりと楽しみたいとか。「年末年始だけじゃ全部観られないから、しばらく自宅に引き篭もることになりそうですね」。

松尾さんの愛用品をご紹介。

01. 宮田織物の半纏

福岡の老舗の名店、宮田織物が作っているベーシックな半纏。「先月、フリマで入手したばかり。和を感じさせる見た目もいいけど、防寒性もあって実用的。キャンプにも持って行きたいですね」。

02. SHARPのツインファミコンとカセット

80年代にシャープがリリースしていた、ディスクシステムを内蔵したファミコン。「実家にあったゲーム機です。カセットは『くにおくん』シリーズが好きで、今でも発見すると買っちゃいます」。

03. BROWN by 2-tacsのファニーフェイスマグ

立体的に顔がデザインされた大型マグカップ。「こういうキャラモノのアイテムが大好物。コーヒーやスープを飲んだりしているけど、大きくて存在感もあるのでインテリアとしても重宝します」。

04. alk phenixのザックパンツⅣ

歩くための機能服をリリースするアルクフェニックスのパンツ。「ポケットがいっぱいあるから、手ぶらでコンビニやスーパーに行ける」。¥39600/アルクフェニックス

05. 『3月のライオン』の単行本コミックス

ヤングアニマル(白泉社)で好評連載中の漫画『3月のライオン』の単行本。「羽海野チカさんの作品が好きで、新刊を楽しみにしています。全巻持っているけど、4巻までは友達に貸し出し中」。

06. MOUNTAIN RESEARCH × BALLISTICSのMRキルト

アメコミ調のポップなグラフィックがプリントされた、ポリエステル素材のキルトブランケット。「ほどよいサイズ感で、使い勝手がいい。スナップボタンが付いているから羽織ることもできます」。

07. Hender Schemeのレザースリッパ

レザーアイテムを多くリリースする、エンダースキーマのヌメ革サンダル。「6年ほど愛用しているけど、室内でしか使っていないから、あまり日焼けしてないかも。ゆっくり育てたいですね」。

08. 平沼久幸のアートピース

多くのブランドやメーカーともコラボする人気イラストレーター、平沼久幸氏のアートピース。「サッカー選手、エドガー・ダービッツをモチーフにした作品。大好きな選手なので即決でした」。

09. SHAKASTICSのデッキとスツール脚

アーティストの加賀美健氏のグラフィックがプリントされたスケートデッキに、脚を付けてスツールとして愛用中。「加賀美さんのこのシリーズが好きで入手。脚はジブンでカスタムしました」。

10. 『水曜どうでしょう』のDVDコンプリートボックス

HTBが誇る人気番組『水曜どうでしょう』のDVDコンプリートボックス。「ジブンのバイブルであり精神的支柱。ネットで未配信の企画も収録されているし、パッケージも豪華で最高です」。



【アレキサンダー・リー・チャンさん】DIY作業に集中しているときは、無心になれるチルアウトな時間。

長年愛用しているミシンを使い、リメイクアイテムを作っているリーさん。元プロスケーターでありながら手先も器用で、編み物やイラストでも独自の世界観を表現している。
アレキサンダー・リー・チャン/AlexanderLeeChang デザイナー

自身の名を冠にしたブランド、アレキサンダーリーチャンを展開中。「新規プロジェクトを企画してます」。カーディガン¥31900、Tシャツ(参考商品)/ともにアレキサンダーリーチャン、キャップ/タコマフジレコード

編み物から版画まで、幅広くDIYを楽しんでいるリーさん。自身でミシンを使ってリメイクアイテムを作ることも。「DIYの作業をしている瞬間は無心になれるし、ジブンにとってはチルアウトできる時間。そんなタイミングで、新しいアイデアが生まれたりもします」。身のまわりの愛用品も、そんなDIYな日常に近い、手作り感のあるアイテムが揃う。

「作り手の顔が見えるモノが好きなんですよ。それと作り手さんと話したり笑ったりして見えてくる、作品の温もりも好きですね」。今後は木工や陶芸にも挑戦したいとか。「やりたいことがあり過ぎるけど、とりあえずこの冬はミシンを踏みます!!」。

アレキサンダー・リー・チャンさんの愛用品をご紹介。

01. AlexanderLeeChangのデニムエプロン

2年前にリリースしたデニムエプロン。「料理やDIYで使ってるけど、これを着用すると、少しヤル気スイッチが入ります。完売してしまったので、ひさしぶりに復活させようかなと思っています」。

02. 最近ハマっている版画のセット

最近ハマっているのが版画作り。「絵を描いて、掘って、インクを塗って、刷る。その工程が楽しいし、仕上がりをコントロールしにくいのも魅力的。とくに掘っていく作業は、無心になれます」。

03. Reujuのクリームフェイスウォッシュ

国産ブランド、リユージュの洗顔料。「パッケージやロゴをデザインさせてもらいました。国産の泥を使っていて、保湿力が高く、ほぼ天然成分なので安心」。¥4400(エーエルシー ザ ショップ)

04. 小牧広平のペコリグラス

ガラス作家の小牧広平氏の作品。「ちょっとお辞儀をしているようなシルエットが特徴的で、それぞれ一点モノ。縁も歪つだから、口をつける所によって、飲み口もちょっと変化するんですよ」。

05. 上妻利弘のバターナイフ(TETARD)

彫刻家の上妻利弘氏の作品。「先日、上妻さんと初めてお会いしましたが、とても気さくな方でした。そしてプロダクトも秀逸。これは刃先を浮かして置けるから、カトラリー置きが不要です」。

06. ジブンで漉いたオリジナルの再生紙

DIYの延長で作りはじめた再生紙。「原材料はシュレッダーにかけた書類。それに糸などを混ぜて独自の表情を出しました。いろんな絵描きさんに使ってもらい、コラボできたらおもしろいですね」。

07. COTTON RAFFIAの網み糸

ストローハットの素材で使われることもある網糸で、ベレー帽を製作中。「この素材が好きで、いろんなものを編んでいます。めちゃくちゃ軽いから女子ウケするULアイテムを作ろうかなと(笑)」。

08. カフェテナンゴのコーヒー豆

深沢にあるカフェテナンゴが卸している中米のコーヒー豆。「最近ハマっていて、リピ買いしているコーヒー豆。何杯、飲んでも胃がもたれないし美味しい。個人的には浅煎りが好きです」。

09. お気に入りのクラフトジンとクラフトビール

五島列島で作られているゴトジンと、桐生発のファークライブルーイングのクラフトビール。「両方とも作っているヒトに惚れ込んで入手しました。作り手の顔が見えるプロダクトが好きなんです」。


Photo/Fumihiko Ikemoto Report & Text/Masatsugu Kuwabara


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