UL志向のアウトドアマンに強く支持されるブランド「SEA TO SUMMIT(シートゥサミット)」。軽量かつコンパクトなギアで評価されている実力派だが、なんとこのたびテントカテゴリに参入! 軽さ特化型のテントをリリースするのかと思いきや、まさかの居住性と多彩な設営モードを用意している。
軽量テントの窮屈さを払拭。
アルトTR1テント ¥48400
シートゥサミットがテント界に参入し、どんなに軽いテントをリリースするのか……その期待には見事に応えており、こちらのソロテントはペグやガイライン、スタッフサックまで含めてたったの1,217g。
軽いだけではなく、居住性にも妥協がない。天井高が100cmあるので、軽量テントにありがちな異常な窮屈さを払拭している。
さらには見たこともないような設営バリエーションを提案しており、これは「パーシャルフライモード」。星空を眺めながら涼しく過ごせ、天候が急変したときには瞬時にフライシートを戻せるモードだ。
【SPEC】
設営サイズ:109×169×223cm
収納サイズ:11×11×44cm
総重量:1,217g
耐水圧:1,200mm(フライ、フロア)
アルトTR1プラステント ¥51700
サイズ等は前出のアルトTR1テントと同様だが、よりハードな環境で使えるよう、強靭さが「プラス」されたのがこちらのモデル。
さきほどのアルトTR1テントのインナーがメッシュだったのに対し、こちらはフルファブリック。フロアの耐水圧も増強されている。さきほど紹介したパーシャルフライモードが楽しめないと思われるだろうが、シートゥサミットが提供する設営モードは、まだまだある。
インナーがすっぽりと抜けた「フライオンリーモード」。フライシートだけで自立する設営モードだ。シェルターとして頼りにしてもいいし、雨天時にはまずこの状態に張って、潜り込んでインナーを設置することもできるようだ。
【SPEC】
設営サイズ:109×169×223cm
収納サイズ:11×11×44cm
総重量:1,335g
耐水圧:1,200mm(フライ)、2,500mm(フロア)
ペグまで含めて1.5kg弱の2人用テント。
アルトTR2テント ¥53900
アルトシリーズには2人用サイズも用意され、軽量性はより凄みを増す。こちらはフロア面積2.5平方mながら、重量はたったの1,447g。しかもこれは、ペグもガイラインも、スタッフサックさえも含めた重さだ。
設営バリエーションもソロ用と同様で、もちろんパーシャルフライモードで安心に涼しく過ごせる。また「プラス」モデルもソロ用と同じように用意され、メッシュよりも防寒性や耐水性を望む場合は、そちらを選ぶことができる。
【SPEC】
設営サイズ:111×244×223cm
収納サイズ:12×12×52cm
総重量:1,447g
耐水圧:1,200mm(フライ、フロア)
より居住性のUPした2人用テント。
テロスTR2テント ¥60500
居住性と汎用性が増した2人用テントがこちら。アルトTR2よりも丸みを帯びたフォルムで、室内の快適性が向上している。それでも重量はたったの1,764gに抑えられているから驚きだ。
アルトシリーズと同様に、パーシャルフライモードやフライオンリーモードで設営可能だが、さらに写真の「ハングアウトモード」まで……。これは特許出願中のモードであり、他のテントでは実現不可能な、唯一無二の過ごし方を提供する。
ちなみにテロスシリーズには「プラス」モデルの他、3人用モデルもラインナップされる。
【SPEC】
設営サイズ:111×256×220cm
収納サイズ:13×13×48cm
総重量:1,764g
耐水圧:1,200mm(フライ)、2,500mm(フロア)
すでにブランド公式オンラインストアに掲載はされているが、まだ購入はできない。5月中には販売開始されるとのことだ。
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