2019年に革新的なテントを携えてセンセーショナルなデビューを果たしたことが記憶に新しい長野県松本生まれのブランド「ZANE ARTS(ゼインアーツ)」が、この春以降に発売になるニューアイテムを発表。新作2ルームテントのほか、人気ワンポールシェルターの大型バージョン、こだわりの小物まで注目の8アイテムを紹介する。
新作2ルームテント「OKITOMA-2」。
ZANE ARTS「OKITOMA-2」¥59950
「OKITOMA-2(オキトマ2)」は、ソロキャンプ・デュオキャンプ用のコンパクト2ルームテント。一番の特徴は、前室とインナーテントの配置を縦分割にするという今までのテントにない発想のテント構造だ。ドアパネルとサイド部分を大きく開口して、横分割の一般的な2ルームテントに比べて、開放的になり、景色もたっぷり楽しめる。
インナーテントは二人が充分に就寝できるスペースと荷物置き場を確保。前室には二人分のファニチャーとキッチンを設置できる充分なスペースが確保されている。
また、アウトフレーム構造なのでインナーテントを外せばシェルターとしても使用可能だ。総重量は7.2kg。
フットプリントまでセットになったオールインワンテントで6万円を切るコスパの良さで人気を集めそうだ。発売は2021年6月の予定となっている。
人気シェルターを大型化した「ZEKU-L」&インナーテント。
ZANE ARTS「ZEKU-L」¥98780
「ZEKU-L(ゼクーL)」は、10人程度を余裕で収容できる大型のワンポールシェルター。人気の4人用ミディアムワンポールシェルター「ゼクーM」の機能・デザインをそのままに大型化したモデルで、ワンポールの最大のデメリットである空間の狭さをエクステンションフレームにより大幅に解決しているのが特徴だ。
オプションの「ゼクーLインナーテント」(¥21780)もラインナップしているので、これをセットすれば家族でゆったりと過ごせるツールーム仕様にすることもできる。ゼクーL、インナーテントとも発売は6月の予定。
ペグハンマー「GRART HAMMER」。
ZANE ARTS「GRART HAMMER」¥4620
「GRART HAMMER(グラートハンマー)」は、スイングバランスが良く、鍛造ペグもしっかり打ち込めるハンマー。ヘッドは鋳造(ちゅうぞう)ステンレスで、固すぎない適度な打ち当たりになっている。
また、グリップの末端にはすっぽ抜けを防止するサポートエンド、ヘッド打撃面の反対側にはペグを引き抜くためのフックなども搭載。ヘッド天面はフラットになっていて、直立・自立させることができるので、ペグ打ち作業時にハンマーを見失うことがないのも嬉しいポイント。発売は6月の予定。
フラットデザインの鍛造ペグ「GRART STAKE」。
ZANE ARTS「GRART STAKE 18」¥352/「GRART STAKE 28」¥462
「GRART STAKE(グラートステイク)」は、フラットデザインのクサビ型の鍛造ペグ。鍛造なので打ち込みやすさ、固定力、強度は抜群。クサビ型で、刺せば刺すほど地面に密着する構造だが、フラットデザインなので、少しひねるだけで隙間が大きく生まれスッと引き抜ける。また、フラットなデザインなので、重ねて束やすく、ペグ打ち作業時にペグをまとめて持ちやすいのも気が利いている。サイズは18cmと28cmの2種類で、発売は4月の予定。
シンプルデザインのランタンハンガー「OZ HANGER」。
ZANE ARTS「OZ HANGER(オズハンガー)」¥7678
「OZ HANGER(オズハンガー)」は、軽量なアルミポールを使ったシンプルなランタンハンガー。3継式のパイプセクションの組み合わせによって、ハイ・ロー2段階のセッティングが可能になっている。
シンプルなデザインなので、クラシカルなデザインのランタンからシャープなデザインのランタンまで形状やスタイルを選ばず使えそうだ。6月発売予定。
ポールにセットできるランタンハンガー「COZ HANGER」。
ZANE ARTS「COZ HANGER」¥2728
「COZ HANGER(コズハンガー)」は、タープやシェルターのポールにセットできるランタンハンガー。
ホルダーをポールにはめ込んでシリコーンバンドを巻き付けるだけでポールの任意の位置に手軽に装着できる。耐荷重は2kgなので、ほとんどの市販のLEDランタンを吊り下げ可能だ。
タープやワンポールシェルターで多く使用されているポールサイズ、φ30用とφ32用の2サイズが用意されている。発売は6月の予定。
こだわりの「STAINLESS SIERRA CUP」。
ZANE ARTS「STAINLESS SIERRA CUP」¥1045
「STAINLESS SIERRA CUP(ステンレスシェラカップ)」は、カップ形状・ハンドル形状・メモリなど全てを一から見直してリデザインして作られた、こだわりのシェラカップ。
固形物の食べやすさと液体の飲みやすさを追求して、開口と底面の径、側面角度を見直して導き出したベストな形状を採用。さらに、2本指で保持するシェラカップが多い中、3本指で持てるハンドルにすることで、持ちやすさも向上している。発売は4月の予定となっている。
(問)ゼインアーツ https://zanearts.com/