個性的かつスタイリッシュなキャンプギアで知られるtent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)が、厚さ約35mmにコンパクト収納できる焚き火台をリリース。それでいて重量は約2.5kgと頼もしく、しっかりとした作りの焚き火台だ。
薄く収納された状態からワンタッチで変形。
こちらが収納状態。脚もフレームも見事に折りたたまれ、その薄さはたったの約35mm。収納時のサイズは約W500×D260×H35mm。重量は約2.5kg。
焚き火台のパーツは使用するうちに必ず歪んでくるが、元がこの薄さなら、ストレスになるほどの携帯性になることは考えにくい。
脚部分を組み立てるとこの状態に。組み立てたというよりは、単に開いただけ。「ワンタッチ」という表現に嘘はない。4点が独立した脚なので、地面の凸凹や石の影響を受けにくいだろう。
デザイン性が高く薪の組みやすい形状。
火床をセットして完成。火床もまたワンタッチで開くだけだ。ポールを差し込むような作業はなく、展開も収納も開閉式というシンプルさ。それでいてどっしりとした安定感が頼もしい。
フラット焚き火台 ¥5478
洗練されたデザインながら、いかにも薪を組みやすい形状。展開時のサイズは約W325×D325×H195mmで、真上から見るとスノーピークの「焚火台M」とほぼ同等だ。コンパクト収納できる焚き火台の宿命として、火床の位置は若干低く、芝生などの上で使用するには注意が必要となる。
焚き火調理をしたい場合はロストルを別に購入しなくてはならないが「Bush Craft(ブッシュクラフト)」の「たき火ゴトク」など、フィットしそうなものは豊富に存在する。周辺アイテムを購入する際、本体¥5478というリーズナブルさがありがたく思い出されることだろう。
発売は12月下旬〜1月中旬予定。
【SPEC】
収納サイズ:W500×D260×H35mm
組立サイズ:W325×D325×H195mm
重量:2.5kg
耐荷重:8kg
素材:ステンレス430
※網・収納ケースは別売り
また、テンマクデザインといえば、ソロキャンプにも◎な小型薪ストーブ「ウッドストーブS」もお見逃しなく。
(問)カンセキ ワイルドワン事業部 tel:028-651-0570 https://www.wild1.co.jp/