フレンチシックにキメたい日にはモノトーンの着こなしに持って
2020年春夏はクリエイティブ・ディレクター、ルイーズ・トロッターが本格的に手掛ける初めてのコマーシャルラインのコレクションです。ルイーズの手にかかり、全体的にシルエットやフィット感が以前とは変化し、シックでスポーティーなのにエレガント、そして女性らしさを感じさせるデザインとなっています。このチェーンバッグもそう。今っぽくロゴ入りなところに、ルイーズの感度の高さも感じられます。
スポーティーなスタイルをいち早くファッションに昇華させたブランド
《LACOSTE(ラコステ)》は、全仏オープン(ローランギャロス)など多数の選手権に出場、フランスを代表するテニスプレーヤーだったルネ・ラコステが、引退後の1933年に創業したポロシャツメーカーがルーツです。ブランドロゴであるワニはルネの粘り強いプレーからついたニックネームに由来していて、それはブランドのタフで上質な品質にも通じています。今ではスタンダードとなっている鹿の子のポロシャツも実はラコステが始まり。どこより早いスポーティブエレガンスの原点といっても過言ではありません。2002年にはクリストフ・ルメールがクリエイティブ・ディレクターに就任し、ブランドのイメージをよりファッションに寄せることに尽力しました。その後、2010年にはフェリペ・オリヴェイラ・バティスタがデザイナーに、フェリペ退任後の2018年には初の女性ディレクターとしてルイーズ・トロッターが就任すると、2019年秋冬コレクションにてパリコレデビューを果たしています。
バッグ各¥26000/LACOSTE(ラコステ お客様センター)
【お問い合わせ先】
ラコステ お客様センター 0120-37-0202
3月12日発売の『FUDGE』4月号は、毎年恒例のパリ特集。今年の春は、いつもよりちょっとクラシカルな気分だから、レディなパリジェンヌスタイルにチャレンジしてみるのはいかが?ふだんのベーシックなコーディネートに加えるだけで完成する、上品でエスプリの効いたアイテムをご紹介していきます。
photograph_Azuma Kyosuke(tokyojork/model), Ichihara Keiko(still)
styling_Kiyomiya Mio
hair&make-up_Murakami Aya
model_Piper Badaracco
text_Koba.A
edit_Oguchi Eiko