体の軸となる体幹を鍛えることこそが、スポーツパフォーマンスのみならず、日常生活のあらゆる動作の向上につながります。そんな体幹のトレーニング方法は回転運動を加えると効果的。すべての角度から筋肉を刺激してブレのない体幹を作るトレーニング方法なのです。
体幹トレーニング方法に回転運動
体幹のトレーニング方法には回転を加えると効果的です。通常の筋トレは曲げたり伸ばしたりする運動ですが、これを円を描くように回転させながら曲げ伸ばしします。
たとえば、クランチと呼ばれる仰向けから上半身を起こす筋トレなら、上半身を右上に上げてから真上に上がり、そこから左下に下げて元の位置に戻るということ。円を描くように回転させるわけです。
仰向けで足を上下させるクランチというメニューなら、足を円を描くように回します。うつ伏せから上半身を起こす背筋運動も同様。上半身を上下でなく円を描くように動作させます。
体幹のトレーニング方法で連動性
体幹がスポーツにおいて重要視されるのは、上半身と下半身の連動性を高める役割があるため。このため、体幹のトレーニング方法では、連動をスムーズにする上下左右にバランスの取れた筋肉を作り上げることが大切になります。
また、体幹のトレーニング方法に回転運動を加えることは、それ自体が上半身と下半身の連動性を高めるトレーニングにもなっています。上半身もしくは下半身を固定して、反対側の半身を動かすのはまさに連動性そのものです。
このようにスポーツにおいては、バランスよく鍛えられた体幹は最大の武器。ふだんの体幹のトレーニング方法に回転運動を加えれば、パワーやスピードがアップしてパフォーマンス向上がのぞめるのです。
