ぽっこりお腹の解消に腹筋運動を始める人は多いでしょう。しかし、腹筋運動でお腹がへこむというのは大きな誤解。本当の原因は内臓下垂にあります。そして、内臓下垂を解消する方法が腹筋のインナーマッスルの強化です。内臓下垂を解消してぽっこりお腹とオサラバしましょう。
内臓下垂こそがぽっこりお腹の原因
ぽっこりお腹の原因は内臓下垂です。ウエストに付いた脂肪が問題なのではなく、内側にある内臓の状態に本当の原因が潜んでいます。このため、腹筋運動をしてもぽっこりお腹はなかなか解消しません。
内臓下垂とは腹筋のインナーマッスルが筋力低下して、内臓が本来あるべき位置よりも下がってしまった状態のこと。消化器官が骨盤まで落ちて溜まり、横にはみ出た状態のことです。
すなわち、ぽっこりお腹は体の内側が太くなったことが原因になります。内臓下垂によって全体的に下がってしまった臓器群によって、全体的にウエストが膨張。これを脂肪が余計に付いたように錯覚してしまうのです。
内臓下垂にはインナーマッスル強化
内臓下垂によっておこるぽっこりお腹は、木にたとえられます。木の外側の樹皮が厚くなったのではなく、木の幹が太くなっているのです。それを樹皮を薄くするような運動をしても、木のの太さは細くはならないでしょう。
内臓下垂を解消するには、インナーマッスルを強化するしかありません。というのも、内臓下垂がおこる原因は加齢とともに衰えてしまったインナーマッスルの筋力低下になります。
インナーマッスルを強化しない限り、内臓下垂で下がってしまった臓器群を正しい位置に戻すことはできないのです。ぽっこりお腹を解消するには、インナーマッスル強化が一番の近道といえるでしょう。
