潰すとひどい悪臭を放つのが、のどから出てくる白い粒。口の中からポロリと出て来た経験がある人も多いでしょう。じつは白い粒の原因は、口呼吸にあります。そこで、口呼吸による白い粒の発生メカニズムと、口呼吸をペットボトルを使った口輪筋トレーニングで治す方法を紹介しましょう。
口輪筋の衰えが口呼吸になる原因
のどから飛び出してくる小さなツブ状の塊は潰すとなんともいえない悪臭を放るのが特徴。のどで白い粒ができ続ける状態は、のどの奥が慢性的に炎症を起こす立派な病気です。
そして、慢性的なのどの奥の炎症は口呼吸を続けていると発症します。口呼吸によって口の中か乾燥しやすくなったところに、空気中のばい菌がじかにのどの奥に触れることになるからです。
口呼吸になってしまう原因は2つあります。1つは口の周りの筋肉である口輪筋の衰え、もう1つはクセ。口を閉じる筋肉が衰えて口呼吸になり、やがてそれがクセになってしまうというわけです。
口輪筋トレーニングで口呼吸を防ぐ
そこで、口呼吸を防ぐための口輪筋トレーニングを紹介しましょう。用意するのは、直径3cmほどのボタンとたこ糸、そして2リットルのペットボトルです。ボタンにたこ糸を通してペットボトルの口に取り付けます。
ペットボトルに水を1リットル入れたら、ボタンを唇と歯の間にはさんで持ち上げるのです。ここで、自分が持ち上げられる最大量の半分に水の量を調整。口輪筋トレーニングはその状態で、5秒持ち上げて5秒休むという運動を1日20回行うのです。
白い粒の発生原因である口呼吸のクセを治す方法もあります。シールを用意して、スマホやリモコン、鏡など、目立つ場所に貼り付けるのです。そして、シールを見るたびに口を閉じるように意識。これで口呼吸が改善されます。
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