さまざまな効能があることで知られる玉ねぎですが、じつは皮にも見逃せない効果があります。玉ねぎの皮の煮込みで膵臓の働きを高めることができるのです。膵臓は沈黙の臓器といわれます。膵臓の働きが相当に悪くならないと、症状が出てこないからです。そこで、玉ねぎの皮の煮込みで膵臓の働きを高めましょう。
玉ねぎの皮の煮込みで毒素を排出
農薬や食品添加物などの有害物質の摂取量は大きく増加しています。有害物質は老化の元凶である活性酸素を発生させて細胞を酸化させるものです。これにより膵臓の細胞が老化すると、インスリンの分泌能力が低下。膵臓の働きが低下すると、糖尿病を発症しやすくなるのです。
このため、糖尿病の予防には体内に蓄積した有害物質を排出させることが重要。そして、極めて高い毒素排出効果を発揮するのが「玉ねぎの皮の煮込み」です。
さっそく、膵臓の働きを高める玉ねぎの皮の煮込みの作り方を紹介しましょう。最初に農薬を取り除くための下処理。玉ねぎ1個分の皮を酢水に20分以上、漬けたあとに水洗いしてください。
玉ねぎの皮の煮込みは食事前に飲む
そして、鍋に2リットルの水を入れて、たまねぎの皮を水の状態から沸騰。3分ほどで色が出てくるので、弱火にしてそのまま20分ほど煮込むのです。最後に、たまねぎの皮を取り除いたらでき上がり。ひとつまみの天然塩で味付けします。
玉ねぎの皮の煮込みで膵臓の働きを高めるには、最初の3日間は朝夕の食事前に100mlずつ飲むようにしてください。それ以降は週に2~3回、1日1回飲む程度でOKです。カレー粉で味に変化をつけたり、味噌汁にするのもよいでしょう。
玉ねぎの皮の煮込みが毒素排出効果を発揮して膵臓の働きを高める理由は、玉ねぎの皮に含まれる体の酸化を抑える成分にあります。解毒作用のほか、抗酸化作用や抗アレルギー作用、脂肪の代謝をよくする効果もあるのです。
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