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椎間板が原因の腰痛なら前かがみで痛みが出る




腰痛の3大原因の4割を占めているのが椎間板です。椎間板が原因の腰痛は前かがみになると痛みが出るのが特徴。そんな椎間板が原因の腰痛を治すには、インナーマッスルの強化で正しい姿勢に戻すのがセオリーです。腰椎のカーブを元に戻すことが椎間板による腰痛は改善します。


椎間板が原因の腰痛なら前かがみで痛みが出る


椎間板に負荷がかかると神経に痛み


椎間板は椎骨と椎骨のあいだにあるクッションのようなもの。椎骨で構成される背骨はさまざまな動きを司っていて、椎骨は常に動いています。そんな椎骨を椎間板が衝撃から守っているのです。


椎間板は加齢で水分が抜けたり、無理な圧力がかかったりすることで、椎間板を囲んでいる繊維が破れていきます。すると、椎間板の外を通る血管と神経が椎間板の中に入り込んでしまうのです。


こうして前かがみになったりして椎間板に負荷がかかると、神経が痛みを発するようになります。これが椎間板が原因の腰痛のメカニズムです。


椎間板が原因の腰痛になりやすい人


椎間板が原因の腰痛になりやすい人には特徴があります。「肩甲骨が前に出ている」「猫背気味」「骨盤が後傾」のパターンです。


いずれかの姿勢が定常化すると、腰椎本来の前側に反っているカーブが消失。腰椎の前方に負担がかかりやすくなります。つまり椎間板の負担がグッと増えてしまうのです。


椎間板が原因の腰痛は、インナーマッスルの強化で正しい姿勢に戻すことが肝心。脊椎の動きを支える多裂筋や、骨盤の位置を安定させる腹横筋、骨盤の角度を調整する大腰筋などです。


これらのインナーマッスルを強化して腰椎のカーブを元に戻すことが、椎間板が原因の腰痛を改善する一番の近道といえるでしょう。


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