有名アスリートから一般人まで、数多くの人が体幹トレーニングに取り組んでいます。とはいえ体幹トレーニングとは、いったいどこを鍛えるものなのでしょうか? 体幹トレーニングとは4つのパーツで考えるのが正解。それが脊柱と胸郭と骨盤、そして腹腔です。
体幹トレーニングとは定義が曖昧
体幹トレーニングとは、とても定義が曖昧な言葉です。狭義にいえば腹腔を鍛えることのみを指す場合もあれば、広く胴体すべてを鍛えることを指す場合もあります。
そのときにおすすめなのが、体幹トレーニングを4つのパーツで捉えること。骨格で捉えた「脊柱」と「胸郭」と「骨盤」、そして体幹の中心となる「腹腔」です。
脊柱はまさに、体幹を支える支柱です。脊柱は地面からの衝撃を吸収するためにS字カーブを描いています。上から7番目までを頚椎、その下の12個が胸椎、そして5個の腰椎と続く構成。そして、仙骨という最下端の骨で骨盤とつながっています。
体幹トレーニングとは4パーツで理解
胸郭はいわゆる肋骨で囲まれた部分です。肋骨は背骨で胸椎とつながっていて、片側12本、両側で24本の骨から構成されています。そして、体の前面で胸骨とつながる構成です。
骨盤は大腿骨と脊柱の間で、体を支える重要な役割を持つ骨格です。上半身と下半身とのつなぐ体幹トレーニングでも重要なパーツ。中央に仙骨という骨があって、左右に腸骨が広がっています。
腹腔は骨格が脊柱しか存在しません。このため、インナーマッスルやアウターマッスルともの筋肉の数が多いのが特徴。体幹トレーニングでも、もっとも重要なパーツといえるでしょう。
体幹トレーニングとは、これら4つのパーツを鍛えることと考える理解が深まるはず。とくに、これらを連動させることを意識することが大切なのです。
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