プロポーズを親に報告するタイミングは同じが吉

プロポーズは相手の承諾を得るのが1つのヤマ。そして、もう1つのヤマとなるのが双方の親の理解を得ることです。すなわち、プロポーズは相手だけでなく、先方の親、ひいては自分の親に対しても承諾を得なければなりません。プロポーズでに報告するタイミングを見ていきましょう。

プロポーズを親に報告し意志を伝える

プロポーズから結婚への道のりのもう1つのヤマ、それは双方の親に報告して、いかにスムーズに理解を得るかです。そのためのヒントは、親の立場で考えると見えてくるでしょう。

というのも、プロポーズで親に報告するタイミングに悩むことは、親も同じような形で経験していること。そんな経験者に、策を弄しても通用するわけがありません。素直に率直に正面から向かうのが一番です。

プロポーズ後はタイミングを見て、自分の結婚に対する強い意思を親に伝えます。この場合、相手との兼ね合いも考えなければなりません。一方は親に報告して承諾を得て、一方はまだ話もしていないというのでは不都合です。

このため、プロポーズを親に報告するタイミングは、それぞれ同じ時期にするのが鉄則。また、あわただしい時期や家庭内に不幸があるといったときは避けるべきでしょう。当然、四十九日といった喪に服している期間は、急な海外転勤などよほどのことがない限りは避けましょう。

日本国憲法において結婚は「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が平等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」とあります。

また、民法には「男は満十八才に、女は満十六才にならなければ、婚姻をすることはできない」と記載。さらに「未成年の子が婚姻する場合は父母の同意を得なければならない（但し、父母の一方が同意しないときは、他の一方の同意だけで足りる）」とあります。

プロポーズを親に報告するときのポイントは「結婚を考えている人と付き合っていること」「プロポーズをされたこと」の2つをセットで伝えること。プロポーズされたことだけ親に報告しても、いたずらに親を混乱させるだけです。

プロポーズされて人が「結婚を考えている人」で「お付き合いしている」ことも合わせて、親に報告するようにしましょう。

プロポーズを親に報告して同意が得られたら、そのときの気持ちは素直に表現し、よい知らせは相手の人にすぐ知らせるようにしましょう。そして、2人揃って感謝の気持ちを親に伝えるようにします。

成人に達した男女がプロポーズで合意すれば結婚はできますが、これはあくまでも法律上の話。親の同意がなくとも法律的に結婚できるというだけで、幸福な結婚生活を営んでいけるかは別の話になります。

もし親が反対しているとしたら、そこには何らかの理由があるはずです。あなたに、相手との結婚への強い意思があれば、その意思をもって親が反対する理由をひとつひとつ解消していきましょう。

どうしても説得しきれないときは、親をよく知っている人や、学校時代のあなたの恩師に頼むという方法もあります。しかし、最後はあなたの真心にあることを忘れないでください。

##プロポーズを親に報告したら相手の紹介

プロポーズで双方が承諾して結婚が決まったら、プロポーズを親に報告するだけでなく、早めに親に相手を紹介しましょう。一般的に、先に女性宅に男性が挨拶を済ませます。

「結婚したい人がいます。（相手が）挨拶に来たいと言っていますので、会っていただけますか」など、家族であってもていねいな言い回しにすることで、大切な話であることが伝わります。

親と同居中であるか、離れて暮らしているのかでプロポーズを親に報告後の日程の決め方に違いがあるでしょう。離れて暮らしている場合は、なるべく日帰りできるように日程を手配します。

親に相手を紹介したその日に実家に泊まるわけには行きませんから、泊まりを含む日程になっても、ホテルや旅館などの宿泊の手配をするようにします。

プロポーズを親に報告して親の同意を得ても、それだけでは正式の婚約とはいえません。正式な婚約にはそれなりの手順があるわけですが、それをスムーズに運ぶためにも、一度双方の親を引き合わせておきましょう。

段取りはあなたがたが決めます。場所としては、自宅ではなくて落ち雑いた感じのレストランがよいでしょう。出席者は、双方の親とあなたがた2人。兄弟や姉妹などには遠慮してもらいます。

紹介は男性側から。次いで女性側から自分の親を相手の親に紹介します。紹介が終われば、あとは経験者であるそれぞれの親が和やかに会話を進めていってくれるでしょう。費用は、主催者であるあなたがたが持ちます。

アクセスランキング

Tips