イスを使って高齢者でも簡単にできるインナーマッスルの鍛え方を紹介します。インナーマッスルを鍛えると、筋肉量の増加で代謝が上がるので、やせやすい体質に変わるのです。さらには、つまずき防止にも効果があります。インナーマッスルを鍛える体操のやり方を見ていきましょう。
高齢者向けインナーマッスルの鍛え方
脚全体を上げるインナーマッスルを鍛える運動を紹介しましょう。とくに高齢者に多い、つまずき防止に効果があります。また、体幹のインナーマッスルも同時に鍛えられるので、よい姿勢を保つための運動にもなるのです。
イスに浅く腰掛けて背筋を伸ばしたら、8カウントで動いていきます。「1」では右足をすらして前へ伸ばして、伸びきったところでつま先を「2」でおこしてください。
「3」でそのまま足を持ち上げて「6」までキープ。「7」でかかとを床に下ろしたら「8」で右足を元の位置に戻すのです。左右3回ずつやるだけで効果が期待できます。
効率的なインナーマッスルの鍛え方
私たちが歩くとき、単純に脚を前後に動かしているのではなく、じつは「股関節の回旋」という動きが加わっています。そこで、脚全体を上げるインナーマッスルを鍛える運動に、回旋運動を付加する方法を紹介しましょう。より効率的なインナーマッスルの鍛え方です。
「1」で右足のひざを外に開いたら「2」でその方向につま先を伸ばします。このとき、上体がその方向に引っ張られたり、ぶれたりしないように注意してください。おへそが正面に向いているように意識して、体は前を向けたままです。
「3」でつま先を上げたら「5」で足を持ち上げて静止。「7」で足を下ろして「8」で元の位置に戻します。実際にやってみると、前に足を上げるよりもきつく感じるはず。左右3回ずつ、毎日やると効果的です。
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