とくに理由もなく体がだるかったり、頭が痛かったりすることはありませんか? そんな原因不明の体調不良や頭痛は「遅延型アレルギー」の可能性があります。遅延型アレルギーとは、数時間から数日後に症状が出るアレルギーのこと。遅延型アレルギーは4日に一度の食事サイクルにすることで予防できます。
遅延型アレルギーは自覚症状がない
アレルギーには2種類あります。食べてすぐに症状が出るのは「即時型アレルギー」。一般的に知られているアレルギー症状はこちらです。一方、数時間から数日後に出るのは「遅延型アレルギー」になります。
遅延型アレルギーはあまり自覚症状がないのが特徴。たとえば、体がだるいとか胃の調子が悪いとか頭痛がするとか、原因不明の不調は遅延型アレルギーの可能性があります。
遅延型アレルギーには、IgH抗体というものが関係していますが、これは血液検査で測ることが可能。ただし、日本には測定する検査会社がないため、アメリカの会社に送る必要があります。かかる期間としてはだいたい1か月ほどです。
遅延型アレルギーの重症度は6段階
遅延型アレルギーの検査費用としては3~4万円ほど。保険適用外となるため、やや高額です。遅延型アレルギーの重症度は6段階に分けられています。たとえば重症度3~4の食べ物だとしたら、4日に一度摂取してもよい…などの基準を示します。
遅延型アレルギーの検査を受けることができない人は、毎日食べているものをいったん止めて4日に一度の食事サイクルにするとよいでしょう。これで遅延型アレルギーの予防につなげることができます。
また、毎日同じものを食べるのは、脳にあまりよい影響を与えません。人間というのは、同じことを繰り返すと脳が凝り固まってくるもの。脳の機能低下の危険性があります。新しい食事で新たな刺激を受けると、脳がリフレッシュするのです。
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