体脂肪率を減らす効果が高いLSDトレーニングですが、その効果をさらにアップさせる方法があります。それがLSDトレーニング前に行う筋トレです。筋トレする代わりに、息が切れるような全力疾走を行ってもかまいません。LSDトレーニング前の筋トレが体脂肪率を減らす理由を見ていきます。
体脂肪率を減らす効果が高くなる理由
LSDトレーニングの前に筋トレを行うと、体脂肪率を減らす効果が高くなる理由は2つあります。1つは、筋トレによって分泌されるホルモンによる効果。もう1つは、糖質の貯蔵量を減らす効果です。
筋トレをすると、その刺激でアドレナリンや成長ホルモンといったホルモンが分泌。これらのホルモンには体脂肪を分解する働きがあります。血中に分解された脂質が放出され、使われやすい状態になるのです。
これに加えて、運動強度の高い筋トレは筋肉に貯蔵されている糖質をおもに使います。糖質の貯蔵量が減ると、筋肉は脂質を優先的に使おうとする性質があるため、体脂肪が消費されやすくなるのです。
体脂肪率を減らす効果を高める筋トレ
これは、筋トレと有酸素運動を行うときは、筋トレを先に行うのとまったく同じ原理。短時間の強度の高い刺激で、脂質代謝がアップするため、体脂肪率を減らす効果が高くなるのです。
LSDトレーニングの体脂肪率を減らす効果を高める筋トレは、腕立て伏せやスクワットなど器具なしで実践できるものでOK。その代わりに、息が切れるような全力疾走や上り坂や登り階段のダッシュを行っても効果は変わりません。
なお、LSDトレーニングは笑顔で隣の人と話せるくらいのペースでゆっくり走るのが基本。1時間ほどがLSDトレーニングの目安です。ただし、1時間まとめてでなくても、20分×3本や15分×4本など細切れでも問題ありません。
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