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インナーマッスルは硬化するとコリの原因になる




首・肩・腰のコリの原因というと、直接もんでほぐすことの多いアウターマッスルをイメージしがち。しかし、問題をおこしているのはアウターマッスルだけではありません。インナーマッスルも緊張が続くと硬化して、コリの原因となるのです。コリに関わるインナーマッスルを見ていきましょう。


インナーマッスルは硬化するとコリの原因になる


インナーマッスル硬化がコリの原因


インナーマッスルは背骨や肩甲骨、肩関節、骨盤、股関節といった姿勢に関わる骨や関節を安定させる役目があります。デスクワークなどで同じ姿勢を続けたり、悪い姿勢によって緊張状態が続くと、インナーマッスルは硬化してしまうのです。


まず首や肩のコリの原因というと、首から肩にかけて広がる僧帽筋がよく知られています。じつは、その僧帽筋の裏側にあるインナーマッスルも、うっ血してコリの原因となりやすいのです。


それが肩まわりのインナーマッスルである菱形筋。肩甲骨と背骨をつないでいる筋肉で、その名のとおりひし形をしています。菱形筋は猫背の姿勢が続くと伸び切ってしまって硬くなるインナーマッスルでもあるのです。


コリの原因となるインナーマッスル


このほか、肩関節の稼働に関わる棘上筋と棘下筋、頭を支えて肩甲骨を引き上げる肩甲挙筋は、デスクワークで同じ姿勢を続けているとコリの原因となるインナーマッスル。うっ血から機能不全を招きます。


腰のコリの原因となるインナーマッスルでは腸腰筋が有名です。腸腰筋は背骨の下部から始まって、骨盤を通って大腿骨を結んでいます。足を上げる役割のほか、骨盤の角度を維持するのが役目です。腸腰筋が硬くなると骨盤が前傾して、背骨の腰椎部分のカーブがきつくなってコリの原因となります。


このほか、梨状筋は固くなると坐骨神経を刺激して、コリの原因となるインナーマッスル。骨盤と肋骨・腰椎を結んでいる腰方形筋もコリの原因となります。


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