理想のボディを目指して筋トレで筋肉をつけつつ、食事抜きダイエットをしているという人も多いでしょう。ここで筋肉をつける食事として朝食抜きと夕食抜き、どちらが効果的なのでしょう? たしかに夜にご飯を食べない夕食抜きはすぐに痩せますが、じつは筋肉量も減少してしまうのです。
夕食抜きよりも朝食抜きが効果的
一般的に夕食抜きのほうがダイエット効果が高いイメージがありますが、実際に夜にご飯を食べると太る確固とした理由があります。体の中には「BMAL1(ビーマルワン)」という、栄養を脂肪に変える役割を持つタンパク質が存在するのです。
このBMAL1の量を昼と夜とで比べると、夜のほうが30倍も増加します。このため、夜に食べるとそれだけ太りやすいということ。夕食抜きのほうがダイエット効果は高いでしょう。
一方で、夕食抜きより朝食抜きのほうが効果的という考え方もあります。実際、食事抜きダイエットのさまざまなパターンを試したところ、朝食抜きが一番痩せたというデータもあるほどです。
筋肉をつける食事はしっかり3食
ただし、体重だけを見ていても効果を見誤る可能性があります。夕食抜きは体重は減った一方で、筋肉量も減っているのです。それが朝食抜きは体重が減ったものの、筋肉量は変わりませんでした。
夕食をしっかり食べると、その栄養素が睡眠中に体に行き届くことになります。しかし、夕食抜きだとそれが栄養不足の状態になるということ。栄養が足りないために筋肉が落ちてしまうというわけです。
このため、筋肉をつける食事としては、夕食抜きより朝食抜きのほうが効果的ということ。ただし、筋肉は分解と合成を繰り返しており、空腹の時間が長いほど分解が進みます。このため、筋肉をつける食事は3食しっかり食べるのが正解です。
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