筋トレの効果は筋肉を大きくすること。理想のボディに近づけるために、多くの人が筋トレの効果を最大化しようと努力しているはずです。理想のボディを目指すには摂取カロリーも抑えなければなりません。ただし、朝食抜きダイエットは筋トレ効果を台無しにする可能性があるのでした。
朝食抜きダイエットと筋トレが効果的
朝食抜きダイエットは、糖質制限と並んで手軽に痩せられる方法。糖質制限がご飯などの主食を減らすように、朝食抜きダイエットは3食のうちの1食を抜くだけで、確実に体重を落とすことができます。
理想のボディに近づくためには、筋トレとダイエットの組み合わせが効果的。スポーツジムで筋トレしつつ、朝食抜きダイエットで摂取カロリーを制限。細マッチョな体型を目指している人も多いでしょう。
しかし、朝食抜きダイエットはせっかくの筋トレ効果を台無しにする可能性があります。じつは筋肉を構成しているのは、水を除くとほとんどがタンパク質。そして、そのタンパク質は常に分解と合成を繰り返しているのです。
朝食抜きダイエットで効果が台無し
通常は、分解される量と合成される量が等しいために筋肉量は変わりません。筋トレ効果で筋肉を大きくするには、分解を合成が上回る必要があるというわけです。そして、このタンパク質の分解と合成は、食事のリズムとシンクロしています。
空腹時は合成よりも分解が優位になり、食事を取ると分解よりも合成が優位になります。たとえば、朝起きたときは空腹状態なので、筋肉の分解が進んでいます。そこで朝食をとることによって、筋肉は合成へと転じるのです。
朝食抜きダイエットの場合、ランチを食べるまでダラダラと分解が進行。食事時間が不規則になったり欠食したりすると、分解と合成のリズムが崩れてしまうのです。これが朝食抜きダイエットが筋トレ効果を台無しにする理由なのでした。
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